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インドネシアの違法伐採(1)

今日違法伐採問題に対する関心が世界中で高まり、その対策に各先進国政府が取り組んできていることから、インドネシアの森林施業や違法伐採問題にも注目が集まっています。インドネシアは森林管理・運営について、多岐わたり且つ詳細に規定された法律を有しています。しかしながら、同国のガバナンス、 KKN(汚職、癒着、縁故びいきの習慣)、また法律の複雑さから、それらを忠実に守った経営を行う企業は少ないと考えられています。

下記の通り、森林管理・伐採での違法行為は伐採禁止区域での大規模伐採から、伐採区域内での伐採後の管理不足など大小様々です。

また、同国の流通における現行の林産物合法性証明システムは、その複雑さゆえに、逆に混入した違法材の識別を難しくさせているという脆弱性に問題がある。脆 弱な合法証明システムは違法材の混入を容易にさせ、且つその違法材が合法化されてしまうことにより、違法伐採を抑制できないだけでなく、その違法行為の隠れ蓑となっています。

森林管理・伐採での違法行為
1.施業規則違反(伐採方法の違反、許可量以上の伐採、伐採後の管理不届き、報告書の偽造/不正取得)
2.伐採許可区画外での伐採(保安林・保護林での伐採等)
3.伐採権の不正発給

加工・流通・輸出における違法行為
4.輸送書類の偽造/不正取得
5.隣国への密輸
6.違法材の「合法化」
7.不正/無許可操業
8.許可量以上の生産/販売


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