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Mongabay:先住民族の女性たちがハチに関する古くからの知識を記録(コロンビア・アマゾン)

コロンビア・アマゾン、ミリティ・パラナ先住民族保護区の先住民族ユクナのあいだで代々伝えられているところでは、神であるジュチェは最初にミツバチを創った。その蜜蝋が世界を癒すためにミツバチを創ったという。ユクナ族の女性たちは、2020年後半からハチと生態系におけるハチの役割について残されてきた口承での知識を掘り起こし、多様なハチの伝統的分類体系とともに記録している。9 人の長老の協力を得て、12のコミュニティの40名近くの女性たちがハチの名前、特徴、行動、畑での役割、ハチが巣を作る場所などを収集するために、物語や歌を記録し、スケッチしている。
この取組を主導する女性リーダーは、「何千年もの間、ハチは私たちの文化の中で神聖な種でしたが、誰もこの調査をしたことがありませんでした」と述べている。ミツバチ目録作成プログラムに携わる生物学者と保護区の女性たちは、先住民族の住む地域のミツバチ種について、お互いの調査結果を比較する作業を行っている。先住民族が住む地域では、コロンビアの他の地域よりもミツバチがよく保護されていると生物学者らは言っている。
伝統的な物語や知識の中には、これらを記録している女性たちにとって驚くべきものもある。彼女たちは、その詳細や科学的な情報をコミュニティや地元の学校で共有し、ハチを保護することの重要性に対する意識を高めていくつもりだと語っている。
原文はこちら(英語)
https://bit.ly/3SFhO3f