フェアウッド「この木、どこの木」
森をこわさない木材“フェアウッド”で
「木」の心地よさを体感
2011.12.13
●ブースのみどころ木の持つあたたかさ、香り等を五感で感じていただき、展示会場を歩き回って疲れたとき、ホッと できる空間を目指します。
1) デザインへの配慮
ブースは壁面やパラペットなどを使わずに構成し、意匠はさまざまな種類のフェアウッドが1つのフォルムをなす象徴的かつ存在感のあるデザインとしました。 グラフィックも、言葉を重ねるよりも素材の持つ物語を直に伝える手法を使い、シンプルなもので構成しました。 木が浮遊いているような、インパクトある外観に思わず引きこまれてしまう不思議な空間です。
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2) 材料への配慮
使う木材はすべて“フェアウッド“です。 リユースやリサイクルされた木材も多数使用し、どこから来たのか明確なものばかりです。そして、展示会後の行き先(リユース先)を明確にしています。
例:
[FROM]
・ 立山で活躍していた黒部峡谷鉄道のトロッコの枕木
・ 宮崎県諸塚村の大きくなりすぎてシイタケ原木に使えなくなったコナラ、クヌギ材
・インドネシア・ジャワ島の小規模コミュニティが育てる顔の見える輸入チーク材
[TO]
・被災地の地域産業復興のための作業小屋部材への再利用 ・間伐材利用の取り組みのひとつとして、ベンチとして加工し、幼稚園や学校等の公共施設へ寄贈
・建築系、美術系学校団体へ教材、製作材料として寄贈
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