クロベ、ネズコ
(学名:Thuja standishii/科目:ヒノキ科クロペ属) |
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【分布地域】
日本特産。本州(特に東北〜中部に多い)、四国。木曾の五木の一つ。 |
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【主要産地】
日本 |
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心材は灰褐色〜黄褐色、辺材は黄色を帯びた白色。辺芯材の境目は明瞭。木理は通直、肌目は緻密。軽くやわらかいため加工しやすいが、強度は低い。耐朽性は高いが、割れやすい。 |
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・建築(天井板、戸障子)、和机、箱、曲物など。その他装飾、指輪など。 |
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気乾
比重 |
収縮率(%) |
強度(kg/cm²) |
曲げ
ヤング
係数 |
保存性 |
柾目
方向 |
板目
方向 |
曲げ
強さ |
圧縮
強さ |
せん断
強さ |
腐朽 |
摩耗 |
0.33
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0.06
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0.19
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500
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300
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55
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70
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大
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Ⅴ |
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青森から岐阜にかけての亜高山帯に分布している。ブナやミズナラ、コメツガなどと混交する。ヒノキやヒバよりも寒さに強く、土壌が薄い岩石地や崖の上などにも耐える。成長は非常に遅く、材として使われるのは200年以上のものである。木曾五木の一つとして伝統的に重要な木材として扱われてきたが、植林はされておらず、資源は天然林に依存している。北米太平洋岸に生育する同属のベイスギ(Thuja
plicata)と同様に耐久性が高い。
クロベの伐採は奥山の国有林など一部に限られており、流通は極めて限られる。
伐採において、日本では森林管理行政は機能しており、違法伐採のリスクはほとんど無い。
日本列島は、コンサベーション・インターナショナル(CI)の「生物多様性ホットスポット」に指定されており、生物多様性の高い世界的にもユニークな生態系と評価されている。
生物種としての貴重性については、IUCNの「レッドデータブック」では「LR/LC」と評価されており、絶滅危惧リスクは無い。
東京までの輸送距離は1000km未満である。
耐朽性は「大」であり、水廻りなどにも耐える。
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最終更新日:2007/5/9 |
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