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樹種詳細
マホガニー、ホンジュラスマホガニー
(学名:Swietenia humilis, Swietenia macrophylla, Swietenia mahagoni/科目:センダン科 マホガニー属)
   
産地
【分布地域】
メキシコ南部から、コロンビア、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、ブラジルなどの中南米
 
【主要産地】
特徴

耐朽性は「大」。材は丈夫で加工しやすく、特に心材は赤みをもった美しい光沢を示す。

 
用途
・高級家具やギターなど楽器用材。また銘木は造作材などにも使用される。
詳細数値
気乾
比重
収縮率(%) 強度(kg/cm²) 曲げ
ヤング
係数
保存性
柾目
方向
板目
方向
曲げ
強さ
圧縮
強さ
せん断
強さ
腐朽 摩耗
0.51
3.7
5.1
818
466
9
106

伐採地の状況

世界の三大熱帯林に数えられる南米の熱帯林を含むこの樹種の分布域は、生物多様性に富み、保護価値の高い森林生態系を育んでおり、WWF の「グローバル200 」、CI の「生物多様性ホットスポット」にも指定されている地域である。
違 法伐採のリスクについては、この樹種の市場価格が高価なことから、移民等による盗伐が絶えないため、そのリスクは高く、十分な配慮が必要である。また、森林資源をめぐっての政府と先住民との衝突も多く報じられており、社会的リスクも考慮する必要がある。IUCN の「レッドリスト」では、Swietenia mahagoni が「絶滅危機(EN A1cd )」、Swietenia humilis は「危急(VU A1cd )」、Swietenia macrophylla は「危急(VUA1cd+2cd )」と評価されており、その急激な分布域の減少等が危惧されている。また、ワシントン条約(CITES )の付属書II にも掲載され、商業取引についても厳しく制限されている樹種である。
東京までの輸送距離は直線距離で10,000km を超え、長距離輸送を強いられ、環境負荷は小さくない。

 

 

 

 

マレーシア産の場合

 
最終更新日:2007/5/10
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