成長が非常に遅い小型の樹種で、樹高は9メートル程度にしか成長しない。
心材は木材としては珍しく濃緑褐色で、時にほとんど真っ黒になる。木質は極めて重硬で加工には金属加工の機械が用いられる。気乾比重は1.28で水に沈む。世界で一番重い材と言われる。耐性は極めて高い。用途は船舶用材や滑車などに用いられる。リグナムバイタとは生命の木の意。この木の樹脂が万病に効くと言われていたことからそう呼ばれた。
現在では、かなり市場材を供給出来る処は少なくなっている。元来、あまり大きくならず、また生長も遅いので資源としての将来はあまり期待出来ない。