4月20日発表のプレスリリースの訂正について
2017.8.1掲載
一般財団法人地球・人間環境フォーラム、国際環境NGO FoE Japan、熱帯林行動ネットワーク(JATAN)は、2017年4月20日に発表したプレスリリース「熱帯林の破壊及び人権侵害につながる疑いのある合板の使用について緊急の調査を要請 新国立競技場建設で」において[1]、コンクリート用合板型枠表示のサンプルとして掲載した写真(4 月20 日リリース写真(c))の掲載を取りやめることにしました。
これは、新国立競技場建設現場で使われていた合板型枠(同リリース写真(a)及び(b))が森林認証制度PEFC認証を受けていると判明したこと[2]、及び、写真(c)は「一般に公開されているシンヤン社の合板板面表示のサンプル」として掲載したものですが、新国立競技場とは関係のない非認証製品であるため、訂正するものです。事前確認をしなかったため、誤解を与える写真掲載になったことをお詫びして訂正します。
私たち環境3団体は、認証取得のみでは組織委員会の基準への適合の根拠としては十分ではない場合があることから、JSC及び組織委員会などの関係者に対してさらなる調査や協議を求め、新国立競技場を含めた2020年東京大会に関連する木材調達における持続可能性の確保の実現に向けて、情報提供などに引き続き取り組んでいく所存です。
2017年8月1日
一般財団法人地球・人間環境フォーラム
国際環境NGO FoE Japan
熱帯林行動ネットワーク(JATAN)
- [2]独立行政法人日本スポーツ振興センターによるお知らせ(2017年4月28日)「新国立競技場整備事業における木材の 調達について(環境NGO の主張に対する見解)」http://www.jpnsport.go.jp/newstadium/tabid/367/Default.aspx?ItemI d=220