公開セミナー
ESG時代の責任ある木材調達と製品づくりとは?
~SDGsの達成に向けた木材デューディリジェンスを考える~
近年、気候変動・温暖化防止対策への関心の高まりから民間セクターにおける森林減少を防止する取組み(いわゆるZero Deforestation)が注目されています。背景には世界の金融界の投資方針が環境・社会・ガバナンスの要素を考慮するESG投資へ推移しつつあることがあります。その投資総額は2500兆円とも言われています。
他方、生物多様性豊かな熱帯林は依然として減少の一途をたどっており、その一因である違法伐採問題に取組むべく欧州、米国、豪州など先進諸国は、域内への違法伐採木材の流入を防止する法律を整備し、事業者にデューディリジェンス(入念な確認)を義務付けています。
2016年5月、日本もクリーンウッド法を整備し、事業者に対してデューディリジェンス実施を奨励し、合法伐採木材の流通を増やすことで違法伐採木材等の流通を減じていくこととなりました。
本セミナーは、責任ある木材調達の重要な鍵となる「デューディリジェンス」に着目し、基本的な理解を深めることを目的とし、実施することの意義、重要性、そしてメリットについて考えます。
イベントは終了しました。ご参加いただきありがとうございました。
●開催概要
日 時:2018年4月26日(木)13:30~17:30(開場13:00)
会 場:早稲田大学 大隈記念講堂 小講堂
(早稲田キャンパス正門そば(新宿区西早稲田1-6-1))
参加費:無料
※地下1階が会場です。大隈講堂正面左側の入口階段から地下へ降り、受付をお願いいたします。
(交通機関)
地下鉄東西線 早稲田駅より徒歩 5分
都バス学 02 高田馬場駅前~早大正門
都バス早 81 渋谷駅東口~早大正門
都バス早 77 新宿駅西口~早稲田
都バス上 58 上野松坂屋前~早稲田
●プログラム※内容は予告なく変更することがあります
- 講演1 世界の環境社会配慮投資(ESG投資)の動向について
高崎経済大学経済学部 教授 水口 剛 様 - 講演2 クリーンウッド法の概要について
林野庁林政部木材利用課 課長補佐 松山 知恵 様
<対談セッション> クリーンウッド・ナビの使い方 - 講演3 デューディリジェンス実施企業の取組み事例紹介
・イオン株式会社
・カリモク家具株式会社
・株式会社マルホン
・株式会社ワイス・ワイス - 全体討議/パネルディスカッション
【主催】
早稲田大学環境総合研究センターW-BRIDGEプロジェクト、九州大学熱帯農学研究センター、国際環境NGO FoE Japan
【協力】
地球・人間環境フォーラム、フェアウッド・パートナーズ
【お問合せ】
- 国際環境NGO FoE Japan(担当:三柴)
Tel: 03-6909-5983 / Fax: 03-6909-5986 / contact_fw@fairwood.jp(@を半角に変更)
※本セミナーは早稲田大学環境総合研究センターW-BRIDGEプロジェクト「クリーンウッド法の実効性向上に向けたフェアウッド調達の普及啓発」の一環として開催します。
【関連資料】
◆配布資料
[プログラム]
[発表資料(敬称略)]
-
世界の環境社会配慮投資(ESG投資)の動向について
高崎経済大学経済学部教授 水口剛 -
クリーンウッド法の概要について
林野庁林政部木材利用課課長補佐 松山知恵 -
イオンリテール株式会社
グループ商品本部グループ商品戦略部マネージャー 山本泰幸 -
カリモク家具株式会社
技術部アドバイザー 栗原英昭 -
株式会社マルホン
第五営業部・営業企画部マネージャー 伊藤丈 -
全体討議における話題提供:企業聞取り調査結果概要
九州大学熱帯農学研究センター 准教授 百村帝彦
【お問合せ】
《フェアウッド研究部会事務局》
- 国際環境NGO FoE Japan(担当:三柴)
Tel: 03-6909-5983 / Fax: 03-6909-5986
-
地球・人間環境フォーラム(担当:坂本)
Tel: 03-5825-9735 / Fax: 03-5825-9737 / info@fairwood.jp