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フェアウッド世界のニュース 第53号 2008年11月21日

次期アメリカ大統領オバマ氏は、気候変動対策など環境問題に積極的に取り組む姿勢を取ると発表し、国民もまたその姿勢を評価しているようです。今後のアメリカのリーダーシップが期待されます。

■事務局からのお知らせ■
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http://www.fairwood.jp/fukyu/index.shtml



2008/11/13 ロイター:オバマ次期政権、温暖化対策への積極姿勢に課題も
欧オバマ次期米大統領の環境アドバイザーは12日、新政権発足後、早期に新しい対策を打ち出す考えであることを明らかにした。一方、関係者の間では2009年中に米国で排出権取引が開始されるのは難しいとの声も出ている。大統領選でオバマ氏のエネルギー・環境アドバイザーを務めたジェイソン・グルメット氏は、ワシントンで開かれた排出量取引の会議で、ブッシュ政権が温暖化問題にほとんど対処していなかったと指摘。その上で「オバマ氏は気候変動へ迅速に対応する考えだ」と述べた。
原文はこちら
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-34897120081113


2008/11/11 NST:伐採事業、"洪水被害を悪化" - マレーシア、イポー
ペラ州環境協会会長のアブドゥル・ラーマンは保護林へ伐採許可を出す計画を発表した州政府への警告文を提出した。その中で「今以上の沈殿物が湖に貯まり、Pondok Tanjung保護林での伐採事業はKerian地区のブキット・メラ湖付近の住民達により酷い洪水被害をもたらすだろう」と警告している。さらに「その地域の住民は、Pondok Tanjung保護林が再区画され、泥炭地が転換された事で水捌けが悪くなったため、長期化する洪水被害によって既に長い間苦しめられているのです」と語っている。
原文はこちら
http://www.nst.com.my/Current_News/NST/Tuesday/National/2398797/Article/
index_html


2008/11/6 ABC:伐採業反対派、政府に抗議
ニューサウスウェールズの遥か南の沿岸地方に広がる森林で、大きな論議を呼んだ伐採事業に反対する人々は今日、シドニーにて交渉を開始した。この伐採事業は警察がデモ参加者を妨害するために進入禁止区域を設置したBermaguiの森で先週から行われている。環境団体関係者によると、Bermaguiの森はコアラの生息地であり、二酸化炭素吸収源としても保護されるべきであると当誌に語った。しかし、豪州第一次産業省 農林部では森林は再生するとし、また重要な木材の供給源である事を強調している。
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http://www.abc.net.au/news/stories/2008/11/06/2411726.htm


2008/11/3 Teregraph:先進国は熱帯雨林破壊防止の為、「公共料金」を支払うべき - チャールズ皇太子
チャールズ皇太子は、訪問先のインドネシアでのスピーチで、先進国は熱帯雨林を保護するため、年に1回「光熱費」を発展途上国に支払うべきだと提案した。皇太子によれば、炭素の蓄積や、雨水を生み出すなどの熱帯雨林が提供するサービスには代価を支払うべきであるとの事。また、先進国にはそれが可能であり、「熱帯雨林保証取引」の市場を作る事が出来ると提案した。さらに、このアイデアは、現在熱帯雨林の保護に関して提案されている多くの手法のうちの1つであり、京都議定書に替わる、次の会談で真っ先に挙げられる議題だ。
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http://www.telegraph.co.uk/earth/earthnews/3394939/Prince-Charles-Rich-
countries-should-pay-annual-%27bills%27-to-stop-rainforest-destruction.html


2008/11/2 Mongabay.com:ブラジル当局、アマゾンでの違法伐採で81人逮捕
AP通信によると、ブラジル政府はアマゾンの熱帯雨林で最も大規模な破壊行為を行ったとされる、81人の農場主、牧場主を告訴するとの事。カルロス・ミンク環境相は、保護林や他の保護区内での伐採行為を含むこの犯罪に対し、破壊された森林地区への植林と、合計で9900万ドルもの罰金が科せられるだろうとコメントしている。
原文はこちら
http://news.mongabay.com/2008/1102-brazil.html


2008/10/30 プレスリリース:パプア・ニューギニア最高裁、伐採権に関し逆転違法判決
パプア・ニューギニア - エコ・フォレストリーフォーラムによって起こされた訴訟事件で、最高裁判所は西部の広大なカムラ・ドソ森林地区における伐採権利をリンブナン・ヒジャウ(RH)社に与える決定を取り消し、フォーラム側に経費を支払う命令を同社に下した。同フォーラムは2007年に法廷により与えられたカムラ・ドソ森林地区での伐採事業を中止させる為、2年以上戦ってきた。「これは良い森林管理における、偉大な勝利だ」と、同フォーラム理事長、Kenn Mondiai氏は言う。
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http://www.scoop.co.nz/stories/WO0810/S00583.htm


2008/10/24 日刊木材新聞:FSC認証合板 売れ行き好調
ジューテック(東京都、足立健一郎社長)が4月から販売を始めたFSC認証合板が、中京圏のホームセンター(HC)を中心に需要を広げている。輸入元のトーヨーマテリア(東京都、工藤恭輔社長)はこれまでにインドネシアから薄・中厚合板800立方メートル強を入荷、このうち約400立方メートル強がジューテックを通じて販売された。新商品の販売ペースとしては好調な滑り出しで、今後、月間300立方メートルの販売を目指していく。
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http://www.fairwood.jp/doc/article_081121.shtml

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