フェアウッド世界のニュース 第56号 2009年2月20日
「押し紙」問題で発生する大量の売れ残り新聞紙の無駄を懸念する主旨のファックスが事務所に届きました。原料の由来を確認するのはもちろん、まずこうした無駄な紙消費を減らすことも、世界の森林減少を抑制するインパクトになります。ちなみに、欧州では紙の過剰生産・消費に立ち向かうキャンペーンが大きく展開されていて、1万人を越える一般消費者や政府、企業などがそれぞれの目標値に向けて削減努力をしています。
2009/02/06 ICTSDnews:違法伐採対策に新たなアプローチも視野に―EU |
先月、EUの議員がブリュッセルに会し、EU27ヶ国への違法材の輸入販売を抑制するために考えうる新たな措置について協議を行った。欧州の木材貿易業者に取り扱う製品が合法であることの「十分な保証を求める」ことを義務付けた現在提案中の規制は、厳しすぎる/緩すぎると、両方の批判を受けている。EU環境委員会のDimas氏は「先進国、途上国が協力し合って世界の森林を守らなくてはならない。EU市場は違法材を許容しないという強固なメッセージを発信していかなくてはならない。」と言うが、EU加盟国の各国議員の中でも温度差があり、零細企業への重すぎる負担の懸念、規制の大部分がまだ明確でないことへの懸念の声が上がっている。 |
原文はこちら |
http://www.iucn.org/index.cfm?uNewsID=2581 |
2009/01/21 IUCN:持続可能なバイオ燃料生産に関する手引き公表 |
国際自然保護連合(IUCN)は1月21日、環境を悪化させることなくバイオエネルギーを生産するための手引きを公表した。「持続可能なバイオエネルギー生産の実施:手段とアプローチのまとめ(原題:Implementing
Sustainable Bioenergy Production-A Compilation of Tools and Approaches)」と題された手引書は、各国政府、バイオエネルギー生産に携わる事業者や投資家に、環境保護団体から学び、持続可能なアプローチを実践するよう呼びかけるもの。外来種問題から水管理、景観計画まで、様々な問題が取り上げられ、30以上の対策が示されている。 |
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http://www.iucn.org/index.cfm?uNewsID=2581 |
2009/01/21 Guardian:インドネシアの森にのしかかるバイオ燃料ブームの代償 |
国際自然保護連合(IUCN)は1月21日、環境を悪化させることなくバイオエネルギーを生産するための手引きを公表した。「持続可能なバイオエネルギー生産の実施:手段とアプローチのまとめ(原題:Implementing
Sustainable Bioenergy Production-A Compilation of Tools and Approaches)」と題された手引書は、各国政府、バイオエネルギー生産に携わる事業者や投資家に、環境保護団体から学び、持続可能なアプローチを実践するよう呼びかけるもの。外来種問題から水管理、景観計画まで、様々な問題が取り上げられ、30以上の対策が示されている。 |
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http://www.iucn.org/index.cfm?uNewsID=2581 |
イベント案内:WWFジャパンセミナー「紙や木材の責任ある購入を!WWFジャパン林産物チェックリストの紹介」in大阪 |
WWFジャパンでは森林資源を使用する場合、どこの森林からどのように伐り出されたのかを確かめる「責任ある購入」が必要と考えています。その最も確実な方法として、FSC認証製品など信頼できる制度により認証された製品の購入があります。
その他の製品においては、違法あるいは合法でも環境破壊を伴うような伐採による製品を調達するリスクを知り、減らしていくことが求められます。
ところがこれまでは、森林認証の利用以外に、木材製品や紙製品の環境や社会への影響を確認する具体的な方法がありませんでした。そこで今回、新たに「チェックリスト」を作成しました。
今回のセミナーでは、紙や木材製品を生産・流通・販売・購入している全ての組織の方を対象に、チェックリスト作成の背景、使い方などをご紹介します
■日時:2009年3月10日(火) 15:00~17:45 (開場14:30)
■場所:肥後橋センタービル 地下1階会議室
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本セミナーのプログラムや詳細情報、申し込みはこちら |
http://www.wwf.or.jp/join/action/event/2009/ev2009031001.htm |