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フェアウッド世界のニュース 第56号 2009年2月20日

「押し紙」問題で発生する大量の売れ残り新聞紙の無駄を懸念する主旨のファックスが事務所に届きました。原料の由来を確認するのはもちろん、まずこうした無駄な紙消費を減らすことも、世界の森林減少を抑制するインパクトになります。ちなみに、欧州では紙の過剰生産・消費に立ち向かうキャンペーンが大きく展開されていて、1万人を越える一般消費者や政府、企業などがそれぞれの目標値に向けて削減努力をしています。



2009/2/10 Bernama:マレーシア、春にはEUとVPA合意へ
マレーシアとEUが2007年後半から交渉を進めてきた自主的パートナーシップ協定(VPA)が今年3月か4月には合意決着する見通し。VPA合意により、違法材、違法材製品のEU内への輸入が排除されると同時に、マレーシアの持続可能な森林経営に向けた取り組みも促進される。追加で認証や証明を取らなくても欧州市場へ優先的にアクセスでき、価格プレミアもつくと、マレーシア側は期待している。
原文はこちら
http://www.bernama.com.my/bernama/v3/news_lite.php?id=388929


2009/1/14 FSCnews:オバマ大統領、就任式招待状にFSC認証リサイクル紙を使用
世界中が注目した米国新大統領の就任式。この式典の招待状100万通にFSC認証紙が使用された。FSC認証を取得している米国印刷会社3社が協力して、招待状、封筒、全てにFSCリサイクル紙を使用、両方にラベルも添付した。これに対し、FSC事務局長Andre de Freitas氏は「(FSC認証紙を選んだことで)オバマ大統領のチェンジに向けた公約に対する真剣さが現れていると我々は感じています」とコメントしている。
原文はこちら
http://www.fsc.org/news.html?&tx_ttnews[pointer]=1&tx_ttnews[tt_news]=86&tx_ttnews[backPid]=22&cHash=6ecb6a5199


2009/02/04 The Star: マレーシア、セランゴール  未だ続く違法伐採
1年ほど前から違法伐採の取り締まりが強化されたセランゴールだが、問題は依然深刻である。検挙をしても違法伐採業者は次々と現場や経路を移転、現地では政府当局と違法伐採者のいたちごっこが繰り広げられている。また、隣接する他の自治体に逃げられると、その自治体当局に確認をとってからでないと手が出せないという行政区画上の問題もネックになっている。森林局はGPSシステムなども駆使して取り締まりに当たっているが、今のところ逮捕に至った件数はゼロ件だという。
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http://thestar.com.my/metro/story.asp?file=/2009/2/4/central/3185164&sec=central



2009/02/06 ICTSDnews:違法伐採対策に新たなアプローチも視野に―EU
先月、EUの議員がブリュッセルに会し、EU27ヶ国への違法材の輸入販売を抑制するために考えうる新たな措置について協議を行った。欧州の木材貿易業者に取り扱う製品が合法であることの「十分な保証を求める」ことを義務付けた現在提案中の規制は、厳しすぎる/緩すぎると、両方の批判を受けている。EU環境委員会のDimas氏は「先進国、途上国が協力し合って世界の森林を守らなくてはならない。EU市場は違法材を許容しないという強固なメッセージを発信していかなくてはならない。」と言うが、EU加盟国の各国議員の中でも温度差があり、零細企業への重すぎる負担の懸念、規制の大部分がまだ明確でないことへの懸念の声が上がっている。
原文はこちら
http://www.iucn.org/index.cfm?uNewsID=2581


2009/01/21 IUCN:持続可能なバイオ燃料生産に関する手引き公表
国際自然保護連合(IUCN)は1月21日、環境を悪化させることなくバイオエネルギーを生産するための手引きを公表した。「持続可能なバイオエネルギー生産の実施:手段とアプローチのまとめ(原題:Implementing Sustainable Bioenergy Production-A Compilation of Tools and Approaches)」と題された手引書は、各国政府、バイオエネルギー生産に携わる事業者や投資家に、環境保護団体から学び、持続可能なアプローチを実践するよう呼びかけるもの。外来種問題から水管理、景観計画まで、様々な問題が取り上げられ、30以上の対策が示されている。
原文はこちら
http://www.iucn.org/index.cfm?uNewsID=2581


2009/01/21 Guardian:インドネシアの森にのしかかるバイオ燃料ブームの代償
国際自然保護連合(IUCN)は1月21日、環境を悪化させることなくバイオエネルギーを生産するための手引きを公表した。「持続可能なバイオエネルギー生産の実施:手段とアプローチのまとめ(原題:Implementing Sustainable Bioenergy Production-A Compilation of Tools and Approaches)」と題された手引書は、各国政府、バイオエネルギー生産に携わる事業者や投資家に、環境保護団体から学び、持続可能なアプローチを実践するよう呼びかけるもの。外来種問題から水管理、景観計画まで、様々な問題が取り上げられ、30以上の対策が示されている。
原文はこちら
http://www.iucn.org/index.cfm?uNewsID=2581


2009/02/18 Guardian:インドネシア、泥炭地の油ヤシ農園への転換禁止を解除
インドネシア政府は18日、約1年ぶりに泥炭地の油ヤシ農園の転換禁止を解除した。環境団体は禁止措置の継続を要求していたが、インドネシア農業省は、昨年実施した調査の結果に基づき、泥炭地における油ヤシ栽培の新規許可管理を強化したことを14ヶ月ぶりの解除の根拠としている。これにより今後、強化された新規許可発行数制限下では、2500万haある泥炭地のうち、200万haを上限に許可が下りうることになる。
原文はこちら
http://www.guardian.co.uk/environment/2009/feb/18/indonesia-peat-palm-oil


イベント案内:WWFジャパンセミナー「紙や木材の責任ある購入を!WWFジャパン林産物チェックリストの紹介」in大阪
WWFジャパンでは森林資源を使用する場合、どこの森林からどのように伐り出されたのかを確かめる「責任ある購入」が必要と考えています。その最も確実な方法として、FSC認証製品など信頼できる制度により認証された製品の購入があります。
その他の製品においては、違法あるいは合法でも環境破壊を伴うような伐採による製品を調達するリスクを知り、減らしていくことが求められます。
ところがこれまでは、森林認証の利用以外に、木材製品や紙製品の環境や社会への影響を確認する具体的な方法がありませんでした。そこで今回、新たに「チェックリスト」を作成しました。
今回のセミナーでは、紙や木材製品を生産・流通・販売・購入している全ての組織の方を対象に、チェックリスト作成の背景、使い方などをご紹介します

■日時:2009年3月10日(火) 15:00~17:45 (開場14:30)
■場所:肥後橋センタービル 地下1階会議室

本セミナーのプログラムや詳細情報、申し込みはこちら
http://www.wwf.or.jp/join/action/event/2009/ev2009031001.htm

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