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カーボンクレジット

2024.9.25 Mongabay:メタが物議を醸している植林地から390万カーボンクレジットを購入

フェイスブックとインスタグラムを所有するメタ社は最近、ラテンアメリカの植林地から130万カーボンリムーバルクレジットを購入する契約を締結した。
これには2038年までに追加で260万クレジットを購入するオプションもついている。
この種のものとしては最大規模と言われるこの契約は、ラテンアメリカ最大の投資銀行であるBTGパクチュアル(BTG)と締結された。
森林破壊と結びついた牛肉およびパルプ会社に数十億ドルが投資していることでBTGの環境政策は、森林と金融政策評価プラットフォームにより10点満点中0.9点と評価されている。
メタ社とBTGの契約は、BTGの森林プロジェクトであるティンバーランド・インベストメント・グループ(TIG)を通じて締結された。
TIGが事務所を開設したブラジルのセラードは紙パルプ産業の中心地で、ユーカリ栽培が拡大している地域である。
カーボンクレジットによる森林再生プロジェクトのなかには、このセラードの広大な牧草地を買い取り、ユーカリのプランテーションに転換するプロジェクトも含まれている。
セラードは現在、過去700年間で最悪の干ばつに直面している。ユーカリの単一栽培では、1本あたり1日30~60リットルの水を消費し、干ばつが悪化することになる。
原文はこちら(英語)
https://x.gd/sC0Qv