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2024.9.23 Human Rights Watchウェブサイト:マレーシアからの輸入品における先住民族の権利侵害にEUは対処すべき

ヒューマン・ライツ・ウォッチ、リンバウォッチ、セーブ・リヴァース、ケルアン、ブルーノ・マンサー基金、ボルネオ・プロジェクト等の団体は、欧州連合(EU)があらたな森林破壊防止規則にもとづき、マレーシア・サラワク州を高リスク地域に分類すべきだと述べた。
「サラワク州の現在の土地法は、先住民族が先祖伝来の土地の権利を取得し維持する上で克服不可能な障害を課し、他方では企業による熱帯林破壊を事実上容認している」 とヒューマン・ライツ・ウォッチの環境・人権上席研究員ルシアナ・テレス・チャベスは述べている。
「高リスク」に指定されると、EU加盟国は、サラワク州からの木材およびパーム油製品の輸入品に対し、3倍の税関検査を行うことが義務付けられる。
マレーシア木材認証評議会の2022年の最新報告書によると、オランダ、ドイツ、フランス、ベルギーは、マレーシアの認証木材製品輸入の上位10カ国に入っている。マレーシアパームオイル委員会によると、EUはマレーシアのパーム油輸出の第3位の輸出地である。
原文はこちら(英語)
https://www.hrw.org/news/2024/09/23/eu-address-indigenous-rights-violations-malaysian-imports