1. HOME
  2. 世界のニュース
  3. バイオマス関連
  4. BrightInnovation:COP26でカーボンニュートラルな「第四の化石燃料」となった木質バイオマス発電燃料

世界のニュース

定期的にメールでお知らせしています。

バイオマス関連

BrightInnovation:COP26でカーボンニュートラルな「第四の化石燃料」となった木質バイオマス発電燃料

本稿では、世界的に問題になって久しい一方、再生可能エネルギーとして政策的に手厚い補助金の対象となっている「発電用の木質バイオマス燃料産業」に焦点を当て、その国際市場でいったい何が起こっているのか、どのような視点で同産業を分析すべきかについて解説する。この「再生林木質バイオマス発電燃料」は、主に自然林を伐採した後に植林と伐採を繰り返すことで生産される木質ペレットや木質チップで、多くが北米、ブラジル、ロシア、東欧、東南アジアで生産され、消費国に輸出されている。
なお、本稿では「バイオマス全般」について分析していない点をご留意いただきたい。
2021年11月のCOP26を前に、世界各地の環境保護団体やエネルギーシンクタンクは、「再生林木質バイオマス発電燃料」の使用を禁止するよう、国際的な活動を活発に行った。代表的な活動は下記に記載するが、結論から述べると、それらの要求や請願が、COP26で主要な議題に上がることはなかった。
COP26では、2030年までに森林破壊を終わらせるという多国間のコミットメント、Global Deforestation Pledgeが採択されたが、「再生林木質バイオマス発電燃料」の使用と補助金に対する言及は、ほぼ皆無であった。
詳しくはこちら
https://bit.ly/3HtyKEd