米シエラネバダ山脈のふもとに広がるカリフォルニア州のヨセミテ国立公園で再び森林火災が続発。落雷が原因と見られており、マリポーサ郡での火災では10日になって強風にあおられる形で東京ドームの143倍の面積に相当する6・7キロ平方メートルが焼失した。
鎮火のメドはたっておらず、AP通信によれば、600人から700人の住民とキャンプで訪れていた観光客が避難。地元消防局のナンシー・フィリップ広報は「これほど多い煙は見たことがない」と語っており、気温40度前後となった猛暑も影響して消火活動は難航している。
ヨセミテ国立公園には、世界的に有名な巨木、ジャイアント・セコイアが7万5000本以上あるが、ここ数年の大規模森林火災でその5分の1が燃えており、今回の新たな火災では樹齢3000年以上と言われている500本以上のセコイアが危機的状況に追い込まれている。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/d0e10338fc842a816c2e50e4aa83fa64510d6cb2