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Mongabay:森林破壊ゼロ宣言から10年、産業界は依然として十分な対策をとっていない

英国に拠点を置く非営利組織、グローバルキャノピーは、森林破壊に関係する産品(牛肉、皮革、大豆、パーム油、木材、紙パルプなど)に関わる企業と金融機関のリスト「フォレスト500」を発表した。グローバルキャノピーは、数百の政府や企業が2014年に「森林に関するニューヨーク宣言」に署名してから、主要な民間企業を監視してきた。
リストに350の企業と150の金融機関が含まれていることから、フォレスト500と名付けられたこのデータベースは、誰がどんな宣言を行ったか、そしてどの程度、その宣言の達成に近づいているのかを追跡している。
グローバルキャノピーは、先月、10回目のフォレスト500年次報告書を発表した。報告書はこの10年間、多くの企業が自身のサプライチェーンから森林破壊との関わりを排除するために十分な対応を行ってこなかったことを示している。企業の3割は依然として森林破壊に関する公約を発表しておらず、公約を少なくとも一つ策定している約3分の2の企業は、それを実施している証拠を示していない。
強気の長期目標を設定している企業も少数ながら存在するものの、その目標を達成するために必ずしも十分な取組をしているとは限らない。
原文はこちら(英語)
https://news.mongabay.com/2024/03/ten-years-since-anti-deforestation-pledge-corporate-world-still-not-doing-enough/