森林を燃やすために森林が伐採されているのではないという確信を、日本でもBC州でも得るために、以下の6つの方法が有効である。
・州政府が森林政策の指針として任命した森林専門家や生物学者から助言を受けたように、老齢林や原生林の保護を大幅に強化すること。州はこれらの勧告について、先住民族との協議を継続すること。
・州の天然林と既存の植林地を、以下の3つのカテゴリーに大別すること:完全に保護された天然林、水や野生生物など「非木材」資源を強化するために特別に管理された森林と植林地、そして過去に伐採された土地で木材生産と林産物のために管理されているが、生態学的ガイドラインを満たさなければならない土地。
・木質ペレット工場を含むすべての木材加工業者に対し、その施設で使用されたすべての木材の詳細と、その木材がどのような形で使用されたかを明確にし、検証可能な内訳を記載した年次報告書の提出を法律で義務付けること。
・ペレット製造工場が原生林や老齢林で伐採された木を直接ペレットに転換することを厳しく禁止し、製材所から出る残材、伐採現場から出る検証可能な廃材、植林地から出る間伐材のみをペレット製造の原料として使用することを義務付けること。
・現在、伐採作業で「スラッシュ」として燃やされている丸太や木くずに関するすべての排出量に炭素税を適用すること。これは、そのような木材を伐採現場で燃やさずに残すか、工場に持ち込んで木質ペレットを含む様々な林産物の製造に利用するインセンティブとなる。
・無垢材を優先する戦略を実施し、他の林産物の製造に使用できるような丸太や丸太の一部を木質ペレットに転換する企業すべてに罰則を科す。
原文はこちら(英語)
https://www.thetyee.ca/Analysis/2024/04/24/How-Japanese-Earthquake-Shook-BC-Forest-Future/