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2024.6.27 東奥日報:樹齢千年「竜灯杉」、クローン技術で歴史つなぐ 研究機関が苗木育成、「里帰り」果たす 青森・深浦町

青森県深浦町にある推定樹齢約千年の巨木で町指定天然記念物の「円覚寺(えんがくじ)の竜灯杉(りゅうとうすぎ)」
枯損の恐れがあったが、国立研究開発法人森林研究・整備機構「森林総合研究所林木育種センター東北育種場」(岩手県滝沢市)が枝先を採取し、接ぎ木で苗木を増殖させることに成功した。
竜灯杉は、坂上田村麻呂が807年に創建したと伝えられる同寺境内にあり、江戸時代の北前船の船乗りや地元の漁師たちから、竜神が宿り、船乗りを助けてくれる神木としてあつい信仰の対象となってきた。
町教育委員会は2020年、幹に穴が開き、枯損の恐れがあることから、同育種場に巨木・名木の遺伝子を受け継ぐ後継樹の育成事業「林木遺伝子銀行110番」の利用を申請。同育種場は同年3月、竜灯杉から穂木となる枝先を採取して同育種場の台木に接ぎ木し、竜灯杉の遺伝子を受け継ぐ「クローン苗木」8本の育成に成功した
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