1. HOME
  2. 世界のニュース
  3. 森林減少
  4. 2024.8.22 Bruno Manser fonds:バラム川流域の衛星写真が「大規模な伐採はない」との主張を覆す

世界のニュース

定期的にメールでお知らせしています。

森林減少

2024.8.22 Bruno Manser fonds:バラム川流域の衛星写真が「大規模な伐採はない」との主張を覆す

サラワク北部の保全プロジェクトであるバラム川上流域森林地帯(UBFA)の北西部で、伐採道路が拡大していることが、新たな衛星画像によって明らかになった。
この保全プロジェクトは、地元コミュニティ、市民社会、サラワク政府、国際熱帯木材機関(ITTO)が支援しているプロジェクトである。
サラワク森林局(FDS)の最近の主張とは裏腹に、過去3ヶ月の衛星画像解析によると、UBFAの中核保護地区に近いバ・ダタ・ビラのプナン人コミュニティの近くで、伐採道路網が急速に延びている。
FDS局長のダツク・ハムデン・モハマド氏がボルネオポストに語ったところによると、地元住民は道路と住宅資材を提供する新しい会社を歓迎しているという。
契約書には、村長が現在、伐採権を保有するボルネオランド・ティンバー・リソース社から金銭的補償を受け取ったことが示されている。
しかし、バ・ダタ・ビラの住民と近隣コミュニティからの請願書は、これまでに500名以上の署名を集めている。
プナン人を支援する組織、KERUANらは、来週、FDSとITTOがクチンで開催する森林ランドスケープ再生会議の場で、影響を受けるコミュニティの代表が請願書を提出するため、サラワク州首相との面談を要請した。
原文はこちら(英語)
https://bmf.ch/en/news/baram-satellite-images-debunk-no-massive-logging-claim-266