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2024.9.27 FORDAQ:アマゾンの森林破壊は、輸出市場よりも国内需要によるところが大きいことが研究により判明

ブラジルの法定アマゾン(BLA)は、ブラジルにあるアマゾン川流域全体と、9つの州にまたがる広大なセラードの隣接地域から構成され、面積は500万平方キロメートルを超え、国土のほぼ60%に相当する。
この地域のほぼ4分の1(23%)が森林伐採され、100万平方キロメートル以上が森林劣化しているため、同地域の生態系は崩壊し、数十億トンの炭素が大気中に放出される生態学的転換点に達する危険がある。
BLAの一部、特にセラードの境界地域といわゆる「森林破壊アーク」は現在、純炭素排出源となっている。原生林地域の保全と森林劣化地域の再生が急務であることから、国際社会のメンバーは、そのためのアクションを開始している。
森林破壊の主な原因は、しばしば外国からの商品需要だと考えられている。確かにそれも大きな要因ではるが、国内市場の方がはるかに大きな圧力をかけている実態が、エドゥアルド・ハッダッド氏と協力者たちが、ネイチャー・サステナビリティ誌に発表した研究において言及されている。原文はこちら(英語)
https://bit.ly/4etuXXC