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2024.9.8 読売新聞:災害から線路を守り枕木にも使われた「鉄道林」、木材や生態系保護への活用模索…島根の廃線跡で実証実験

自然災害から線路を守るJR西日本所有の「鉄道林」を森林資源として活用しようと、同社と鳥取大などが島根県美郷町の旧JR三江線の鉄道林で実証実験を始めた。線路をまたいで重機を入れて、木を伐採したり、木材として運び出したりできるかどうかなどを確認し、鉄道林の新たな可能性を模索する。
鉄道林は、雪や風、土砂崩れなどによる被害を防ぐ目的で、旧国鉄時代に全国で約1万5000ヘクタールが線路沿いに整備された。鳥取県内ではなだれを防ぐ目的でJR因美線などにつくられている
かつては定期的に伐採が行われ、電柱や枕木に使われたり、販売されたりしていたが、近年は人件費の高騰や木材価格の低迷で利用は減少。また、落石を止める柵など土木技術で安全を確保するのが主流になり、災害が予想される場合は計画運休するため役割は低下している。
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