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2024.10.10 Earth Insight:レポート「無視された警告:インドネシアと東南アジアの熱帯林を脅かす森林バイオマス」

新しい地図と分析によると、インドネシアにある1,000万ヘクタール以上の手付かずの熱帯林(FIFAサッカーコート800万面分以上)が、エネルギーのために木を燃やすという誤った気候変動対策の拡大によって脅かされている。
東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の開催中に発表されたこの報告書(Earth Insight, Auriga Nusantara, Forest Watch Indonesia, Trend Asia, Solutions for Our Climate, and Mighty Earthの共同発行)は、特に日本、韓国、インドネシアにおける木質バイオマス発電所によるペレットやチップの需要が、熱帯林を脅かしていることを示している。
主な調査結果
・木質チップ工場・混焼プラントの運搬区域内にある1,000万ヘクタール以上の手つかずの熱帯林が危険にさらされている。
これには、400万ヘクタール以上に及ぶ127の生物多様性重要地域(KBA)が含まれる。
・エネルギー用植林地内の120万ヘクタール以上の森林のうち、40万ヘクタールが手つかずの森林であり、これには危険にさらされている14以上の生物多様性重要地域(KBA)が含まれる。
詳しくはこちら(英語、日本語レスリリースあり)
https://earth-insight.org/press-release/wood-energy-threatens-asia/
レポートの日本語要約はこちら
https://x.gd/CFWL7