2025.1.18 市民タイムス:山林の未利用材 木質バイオマス発電の燃料に 東筑摩郡筑北村で伐採、チップ加工 塩尻市の発電所で活用 長野県
長野県東筑摩郡筑北村内の山林で伐採した松くい虫被害材などを村内でチップに加工し、塩尻市の木質バイオマス発電所に燃料として運ぶ作業が27日に行われた。松本広域森林組合(安曇野市三郷温)と、綿半建材(塩尻市片丘)、ソヤノウッドパワー(同)などが連携した。従来は山林から出ることがなかった枝や葉を含め、森林資源の有効活用を図る。
同村坂北の刈谷沢一帯の山林4・7ヘクタールで昨年8月から、所有者の同意を得て森林組合がアカマツやカラマツを伐採していた。筑北クリーンセンター跡地に流通拠点として設けた「中間土場施設」に計2480立方メートルを集め、チップにする材と、建築用材に分けた。
チップ向けは約1200立方メートルで、松くい虫被害にあったアカマツが目立ち、通常は山林内に残す枝や葉も多い。綿半建材が持ち込んだ機械で処理し、13トン積みのトラック3台分のチップが発電所に運ばれた。
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