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2025.1.15 ブラジル日報:文明未接触の先住民族を撮影ーアマゾン密林に設置したカメラで

国立先住民保護財団(FUNAI)は8日、ロライマ州内陸部の森林内に設置したカメラで撮影された、今まで記録されたことのない先住民族の写真を公開した。彼らはロライマ州アルタ・フロレスタ・ド・オエステとサン・フランシスコ・ド・グアポレの間にある、先住民族保護地域(TI)のマサコ先住民族居住区で生活している。
この調査は昨年1月から4月にかけて、未接触部族や孤立部族保護の専門家8人で構成されたチームによって、彼らの痕跡や活動を記録する目的で行われた。調査団は密林の中を5日間で約65キロメートル移動しながら、孤立部族の活動の痕跡を記録するためのカメラなどを設置した。
マサコ先住民族居住区は19981211日に政令によって境界策定が行われた。約42万ヘクタールを超え、97.5パーセントがグアポレの保護地区となっている。
グアポレ地区では常に先住民族の土地への不法侵入、伐採などの違法行為が行われないように監視や保護活動が行われている。FUNAIは保護強化のため、清掃や境界修復も担っている。
FUNAI
は、孤立部族がこの区域にいるということは、彼らの生活を保護し、外部との接触を避けるための保護体制を更に強化させる必要が明確になったとした。
他にも、マット・グロッソ州リオ・パルドのカワヒバ族の保護地区でも未接触民族が確認された。
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https://www.brasilnippou.com/2025/250115-11brasil.html