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2025.8.29 alterna:「バイオマス燃料はカーボンニュートラルではない」世界最大のESG投資家ネットワークのPRIが警鐘

バイオ燃料はライフサイクル全体で見ればカーボンニュートラルとは言えないーー。国連が支援する世界最大のESG投資家ネットワーク・責任投資原則(PRI)は、昨年12月に発表した報告書で、森林資源などの生態系を、燃料としてしか捉えない視点に警鐘を鳴らす。今後、求められるのは、バイオマスを生きたまま活かす方向性であり、過度なバイオマス燃料への依存は、企業のレピュテーションリスクや資本コスト上昇リスクにもつながりかねない。
バイオ燃料というと、誰しも「カーボンニュートラル」で、再生可能な自然エネルギーだと考えるでしょう。木を燃やしても、また木が育てば同じ量の炭素を吸収するので、大気中のカーボンは差し引きゼロ、そんな説明が一般的です。しかし、話はそう単純ではありません。
2024年12月に公開されたPRI(責任投資原則)のポリシーレポート『欧州連合(EU)のバイオエネルギー政策と投資が気候と自然にもたらすリスクへの対応』を読むと、そのことがよくわかります。
たとえば、バイオ燃料はライフサイクル全体で見れば、決してカーボンニュートラルとは言えません。伐採から輸送、燃焼に至るまでの過程を含めて考えると、むしろ化石燃料より多くのCO2を排出してしまうことすらあるのです。
詳しくはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/28810b4c86d1d0231770478659d2c49101058e74