greenpeace:FSC、フェアトレード、パーム油。森林を守るはずのエコラベルに抜け穴?
グリーンピースは、認証ラベルを使用している企業が、森林破壊、森林劣化、生態系の転換、先住民や労働者の権利の侵害を含む人権問題にどのように対処しているかについて調査した。その結果、認証そのものは、企業が2020年までに製造 過程から森林破壊をなくす、という目標達成に寄与していないことが分かった。 これらの認証制度の多くは、破壊的なビジネスをこれまでどおり継続させること を可能にしている。基準の遵守が不十分であることに加え、透明性が低かったり 、産地から製品までの過程を追跡できないなど、認証制度にも大きな欠陥がある ことも分かった。 むしろ認証制度は、森林・生態系にとってリスクのある製品のイメージを向上さ せ、需要を喚起することで、生産の拡大による弊害を増大させる危険性がある。
原文はこちら(日本語) https://www.greenpeace.org/japan/sustainable/story/2021/04/08/51146/