BORNEO POST:マレーシア、ベルギーのパーム由来バイオ燃料禁止に反論
マレーシアは、ベルギーがパーム油燃料の利用を来年禁止する計画であること に対し異議を表明している、パーム油生産国評議会(CPOPC)に全面的に賛成 している。CPOPCは5月24日付ベルギー首相宛て書簡を通じて異議を唱えた。 マレーシアのプランテーション一次産業省のダトゥク大臣は、パームオイル産 業の持続可能性を確保するためのマレーシア政府の決意と努力に配慮せずに行 われたこの計画に大変失望していると述べた。同大臣はまた、ベルギーへの パーム油燃料輸出量は微々たるものだが、今回の禁止措置が他国に波及し、 マレーシアのパーム油産業に対しマイナスのイメージが生み出されるかもしれ ないと述べている。 今年1月、マレーシアは、EU再生可能エネルギー指令Ⅱ(EU RED Ⅱ)の実施に 関して、WTO紛争処理制度を通じてEUとEU諸国との協議を要求する申請を行っ ている。
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