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日経新聞:〈ESG光と影〉現実解はどこに(2)バイオ燃料の負荷、難題 新興国で森林破壊助長 環境対応コストどう分担

「周辺の天然林がどんどん伐採されている」。米南部ノースカロライナ州の地主、ジャック・スプライル氏は嘆く。伐採の目的は木質バイオマス発電だ。木は生育過程で二酸化炭素(CO2)を吸収するため、それらの木材を燃やして発電してもガス排出分を相殺するとみなされ、ESG(環境・社会・企業統治)の観点から需要が高まっている。木材から燃料となる木質ペレットを製造する企業は「伐採後に森を復元する地主からしか購入しない」とうたうが、「取り決めに拘束力がなく、植林の費用もかかるので伐採されたままだ」とスプライル氏は訴える。この企業は木質ペレットを欧州や日本などに輸出しており、その過程で発生する温暖化ガスも問題という。
原文はこちら(日本語)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78474380V11C21A2ENG000/?type=my#AwAUAgAANTczNjYzMQ