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環境ビジネス:中部電力、和歌山・木質バイオマス発電に参画 未利用の間伐材活用

中部電力は12月27日、和歌山県内で木質バイオマス発電施設の建設を進める「有田川バイオマス」(和歌山県有田郡有田川町)に対し匿名組合出資を行った。発電所の出力は900kW、年間発電電力量は約650万kWh。2022年8月の運転開始を目指す。なお、同社初の「木質ガス発電方式」のバイオマス発電所になるという。
同発電所は、主に和歌山県産の未利用間伐材等を利用した木質チップ(年間約1万t)を燃料として使用。また、発電の際に生じた熱を、併設するチップ製造工場へ供給し、燃料となる木質チップの乾燥に利用するほか、隣接する温浴施設(有田川町かなや明恵峡温泉)へ熱供給を行うなど、地域資源のより一層の有効活用を行う計画だという。
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https://www.kankyo-business.jp/news/030624.php