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RIEF:千葉・袖ケ浦で元旦から続く大阪ガスグループのバイオマス発電所での燃料火災問題。原因はベトナム産「偽装木質ペレット」の可能性。不純物含有燃料が各地の発電所で放置状態に

千葉県袖ケ浦市の大阪ガスのグループ企業が運営するバイオマス発電所で、今年の元旦以来、保管燃料の木質バイオマスの火災が続いている。その火災原因の燃料が、認証偽造問題を引き起こしたベトナム産のものである公算が高まっている。同木質ペレットは、不純物等を混在させて増量したうえでFSC認証を偽造して日本に輸出していたことが明らかになっている。各地のバイオマス発電所では、輸入した不正燃料が大量に保管されている可能性が高い。同発電所以外でも日本各地で発火事件が相次いでいる。
元旦から、サイロ内の木質ペレット燃料が燃え続けているのは、千葉・袖ケ浦のコンビナート地区にある「袖ケ浦バイオマス発電所」(同市北袖)。大阪ガス(大阪市)のグループ会社「Daigasガスアンドパワーソリューション」が運営し、2月から営業運転を開始する予定だった。
同社の26日のプレスリリースでも「火災は、サイロ内に貯蔵された木質ペレットが自然発熱した可能性があると考えており、サイロ内へ窒素注入及び散水を行うなどの対応をおこなってきた。現在も白煙の発生が続いているため、消防により鎮火が確認されるまで消火活動等を継続している」としている。
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