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日本経済新聞:日本製紙、木質バイオマス発電所 苫小牧で稼働

日本製紙は3月3日、同社が北海道苫小牧市で2月に稼働した勇払バイオマス発電所を記者団に公開した。発電出力は7万4950キロワット。木質チップを使ったバイオマス専焼発電設備としては国内最大級だ。東南アジアなど海外から輸入した木質チップやパームヤシ殻、北海道産の未利用材を燃料として使う。
発電所はバイオマス燃料を積むのに適したチップヤードが隣接し、送電網も近い。発電所の運営会社への出資比率は日本製紙が51%、双日が49%。固定価格買い取り制度(FIT)で北海道電力ネットワーク(札幌市)に売電する。
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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC021KV0S3A300C2000000/