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EURACTIV:英国政府、二酸化炭素回収により木材燃焼を「マイナス排出」としてカウントしたとして提訴される

環境保護団体は11月13日、バイオマス発電とCO2回収貯留を組み合わせた技術であるBECCSに、数十億ドルを投じる計画をめぐって英国政府を提訴している。
「BECCSがマイナス排出をもたらすという政府の論理的根拠は、英国が署名しているパリ協定の基礎となっている国際的な炭素会計プロトコルに違反している」と、提訴したライフスケープら環境団体2団体は声明で述べた。
実際、国連の会計規則では、木材の伐採は大気中に二酸化炭素を加える炭素源とみなされ、排出量の二重計算を避けるためにエネルギー部門ではゼロとして扱われている。したがって、バイオマスを燃やす際に排出量を再度カウントすることは、数学上の間違いか炭素計算上のトリックのどちらかである、と原告の一人は述べている。
原文はこちら(英語)
https://www.euractiv.com/section/climate-environment/news/uk-sued-for-counting-wood-burning-with-carbon-capture-as-negative-emissions/