英国最大の発電所を所有するDrax社は、英国のバイオマス発電所への補助金の行方が危ぶまれる中、持続可能な航空燃料の製造業者と初の米国でのペレット供給契約を締結した。 ノース・ヨークシャーに本社を置く同社は、米国のパスウェイ・エナジー社に年間100万トン以上の木質バイオマスを供給し、メキシコ湾岸に新設されるクリーン燃料の工場を支援することで暫定合意した。 ペレットは、Drax社がアメリカで運営する10の生産施設のうち、ルイジアナ工場とミシシッピ工場から輸送される。 また、プロジェクトのためにパスウェイ社への1000万ドルの融資も検討中である。ただし、Drax社は、この投資についてまだ最終決定をしていないと述べた。 木質ペレットは、テキサス州にあるパスウェイ社のポートアーサー工場に新設される発電所の燃料となり、この発電所には炭素回収技術が導入される予定だ。 原文はこちら(英語) https://www.thetimes.com/article/d6490aa5-9cf8-4eaa-a5b6-d1d08708ebc8