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●2025.6.2 オルタナ:ペレット対日輸出急増のインドネシア、熱帯林1000万ヘクタール危機に

発電用木質バイオマスの供給国として、存在感を増しているのがインドネシアだ。同国の木質ペレットの対日輸出量は、4年間で8倍以上に増えた。さらに、インドネシア政府は自国内の石炭火力のバイオマス混焼を進めようとしている。現地NGOはこれらの需要増によって、約1000万ヘクタールの熱帯林が伐採の危機にあると警鐘を鳴らす。日本は経済協力や技術支援を通してペレットの利用拡大を後押ししており、環境破壊に関与する責任は重い。
2024年の輸入先内訳を見るとインドネシアは5%程度(31万5000トン)に過ぎないが、輸入量は21年からの4年間で8倍以上に増えた。
ペレットはトレーサビリティなどの持続可能性を担保する仕組みが十分に確立されておらず、生産のために森林破壊を引き起こす。すでにカナダでは原生林伐採による生態系破壊や森林火災が顕在化しているが、同じ問題がインドネシアでも起きている。
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