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中国木業網:ロシアの今年下半期の木材輸出量は2桁減の見込み

ロシア製材の輸出は、EUの制裁措置により7月10日以降、その他の木材製品とともに禁止されているが、1-6月の輸出量は3.4%増加した。ロシアの日刊紙「コメルサント」によると、ロシア企業は中東及びアジアの輸出拠点に対する調整に努めているが、専門家は製材と合板等の製品の輸出量は2桁の減少となると予測している。
今年上半期、ロシアの木材輸出業者による国外向け出荷量は3.4%増加し、1,340万立方メートルに達した。ロシアの関連統計部門によると、中国は650万立法メートル以上を輸入し、全出荷量の約半分を占めており、ウズベキスタンがそれに続く(97.6万立方メートル)。一方、EU諸国や米国の輸入量は7%近く減少し、380万立方メートルであった。
上半期の輸入量は増加傾向であったが、今年の残り数ヵ月は大幅に減少するのは必須である。これは主にEUのロシア材及びその主要加工製品の輸入に対する制裁措置による。米国も7月末から輸入されたロシア材に対する関税を35%に引き上げた。木材加工場の原木需要が落ち込んでいるため、木材伐採量も減少するだろう。また製材の生産量及び輸出量も減少が予想される。
原文はこちら(中国語)
https://www.wood365.cn/Industry/IndustryInfo_274692.html