●2025.5.13 木材網:中国はロシアの木材輸出量の70パーセント以上を占める
ロシアの鉄道輸送業者TransLes社の分析データによると、2024年には中国がロシアの原木輸出の主要輸出先となり、全体の75パーセントを占めるようになる。同年、ロシアの原木の対外輸出量は160万トンで、その大半が中国市場向けであった。さらに、ロシアは930万トンの製材を輸出し、そのうち670万トンは中国へ輸出され、中国におけるロシア製材の需要の大きさを示しており、全体の約72パーセントを占めた。
2024年に中国がロシア産木材の需要が前年比5パーセント減少したにもかかわらず、専門家は2025年に中国のロシア産木材需要は伸びると予測している。このことは、中国がロシア産木材輸出にとって重要な市場であることに変わりはなく、需要は今後さらに増えると予想されることを示唆している。
より広い視点から見ると、ロシアの木材産業は輸出のターゲットを再び急速に中国に向けている。世界最大の木材輸入国の一つである中国は、ロシア産木材に対する需要がずっと高く、それがロシア産木材輸出の成長を後押ししている。
原文はこちら(中国語)
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