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2026.2.4 木材網:中国はロシア製製材の最大輸入国としての地位を堅持

中国税関総署のデータによると、ロシアからの年間木材輸入総量は約1244.7万立方メートルで前年比8.9%減、輸入額は25億4,500万米ドルで8.8%減となり、数量・価格ともに減少した。中国は依然として約70%のシェアでロシア製製材の最大輸入国としての地位を堅持しているが、貿易構造は根本的な変化を遂げている。
針葉樹材が主導的地位を占め、年間輸入量は1,015万立方メートルで前年比9.7%減となった。このうちモミ・トウヒ材は475万立方メートル、アカマツ・カラマツ材は391.5万立方メートルで、いずれも減少した。
中国のロシア産木材輸入の数量・金額両面での減少は、ロシア国内の政策調整が主因である。2025年以降、原木輸出比率が30%以内に制限されるため、中国企業は半製品輸入への転換やロシア国内加工団地への参画を迫られている。同時に、輸送コストの上昇と物流ルートの制限が業界の圧力をさらに悪化させている。
中露北極航路の試験運行により輸送コストが28%削減され、所要時間が14日短縮される見込みだが、まだ大規模な輸送能力は形成されていない。さらに、中国の建築・不動産市場の調整による木材需要の減退や、環境政策の厳格化などの要因も相まって、中国の木材業者はサプライチェーンの多様化を加速させ、ロシア産木材の調達をある程度抑制している。
原文はこちら(中国語)
https://www.chinatimber.org/news/detail.html?id=85940