Mongabay:アグロフォレストリと土地改革の成果が実り、カカオ農民自立へ
ブラジル・バイア州では、1990年代、てんぐ巣病がカカオを壊
カオ栽培農場が破産した。当時、農場で働いていた労働者は臨時雇
隷のような待遇を受けていた。それら放棄された農場の一つで、4
野営をはじめ、6年間の忍耐の末、2007年にブラジルの国家土
ら彼らに土地所有権が与えられた。現在、406ヘクタールの土地
地を所有してカカオを栽培しており、主要なチョコレートブランド
質のカカオを提供するまでになっている。彼らコミュニティは、そ
間導入されていたカブルカと呼ばれる農業生態学のシステム(森林
栽培する)を再度つくりあげ、また、在来種のカカオの栽培を始め
にも力を入れた。こうした努力が実り、農民たちの月収は2008
いる。
原文はこちら(英語)
https://bit.ly/37RjG2P