Mongabay:違法伐採で珍しい広葉樹が絶滅の恐れ(カメルーン)
カメルーンのエボの森での違法伐採により、アフリカンゼブラウッドが絶滅の危機にある。美しい木目により海外で高級家具材としての需要が増加しているなかで、手ぬるい現地法と内戦により伐採が急増し、保全の努力を妨げている。保護活動家らは、ゼブラウッドをワシントン条約リストに掲載し、またゴリラやチンパンジーの住処でもあるゼブラウッドの森を国立公園として宣言しようとしている。少なくともこの20年間、エボの森の大半を国立公園にする計画があったが、カメルーン政府はエボの森の周辺で、いくつもの伐採許可やアブラヤシプランテーション造成の許可を出してきた。2020年にはエボの森内部での伐採コンセッションを発行し、国内外の保全グループから激しい非難を浴びたことで一時停止としている。
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