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Mongabay:COP26:木質ペレット産業の急増が気候を脅かす

スコットランドのグラスゴーで開催されているCOP26において、192か国の代表者が、人類を救済し、地球の温暖化を抑制し、自国の名声を引き上げるための取引が行われることを期待し会合を続けている。
しかしながら、この会合の議題には、危険なほど排出量を過少評価することで気候変動を加速させていると科学者が指摘する炭素会計の抜け穴についての議論が欠落している。そこでは、エネルギーを生産するために木材を燃やすという、森林バイオマスに関する問題が見落とされている。他の研究ではこの問題が指摘されているにもかかわらず、実際には各国や林業分野では、カーボンニュートラルと呼ばれ続け、かなりの量の温室効果ガスの排出を許している。
このため、いくつかの政策提言団体は、「緑の神話」を燃やす森林バイオマスと揶揄している。 1992年の京都議定書では、木質ペレットを生産するために森林を伐採し、それをコンバートした石炭火力発電所で燃やすことは、再生可能エネルギーとして分類された。パリ協定で適用除外された京都の規則では、電力のために木を伐採し燃やすことは、企業が植林を行うという条件下では、カーボンニュートラルなエネルギー源と見なされるだろうか?
原文はこちら(英語)
https://bit.ly/3cW3m2W