1. HOME
  2. 世界のニュース
  3. 森林減少
  4. Sustainable Japan:ブリヂストン 、グアユール農園拡大に57億円投 資。2026年実用化目指す

世界のニュース

定期的にメールでお知らせしています。

森林減少

Sustainable Japan:ブリヂストン 、グアユール農園拡大に57億円投 資。2026年実用化目指す

ブリヂストン米国子会社のブリヂストンアメリカス(BSA)は8月30日、2025年までに米アリゾナ州に保有するグアユール農園に4,000万米ドル(約57億円)の投資を行うと発表した。地域農家や先住民族と協働し、農園を約100km2まで拡大予定。2026年にグアユール由来の天然ゴム実用化、2030年までに本格事業化を目指す。
同社は、2050年までにスコープ3を含むバリューチェーン全体でのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)等を掲げた「Bridgestone E8 Commitment」を設定しており、今回のアクションは持続可能な原材料調達の一環。
タイヤの原料となる天然ゴムの多くは現在、パラゴムノキが原料。パラゴムノキの主要栽培地が東南アジアに集中しているため、病害リスクや熱帯雨林減少等の課題を抱えている。グアユールは、米国西部からメキシコ北部が原産の降雨量の少ない乾燥地帯で栽培することが可能なキク科の低木で、綿と比べ水消費量を半減できる他、従来型の農機を活用し、コスト効率よく栽培できる。
原文はこちら(一部有料会員記事)
https://sustainablejapan.jp/2022/09/10/bridgestone-guayule/77034
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/pdf/2022083001.pdf