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2024.9.30 REUTER:繰り返されるギリシャの森林火災、問われる再植林の是非

8月、ギリシャのアテネに面した丘陵地帯は森林火災の犠牲になったものの、最南端の部分では延焼が食い止められた。2年前の火災ですでに焼失し、木々が生えていなかったからだ。だがその数キロ西側では、炎は新たな燃料を見つけた。森や雑木林がアテネ市郊外へと炎を導いてしまったのだ。
こうした惨状は、ギリシャをはじめ地中海沿岸地域の各所でよく見る光景となっている。科学者らが気候変動との関連を指摘する気温上昇と乾燥化により、森林火災が頻発し、規模も大きくなっているためだ。
国費で運営される研究施設である国立アテネ天文台が8月に発表したデータによれば、アテネを中心とするアッティカ地方では、2017年以来、森林・草原の37%が火災により焼失した。広葉樹林の60%以上、針葉樹林の41%が焼失し、まだ完全には再生していない。
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