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2025.1.26 WIRED:カリフォルニアの山火事を助長した外来植物

火は常にカリフォルニアの景観を形作ってきた。しかし今日では、人間の開発、気候変動、そして地域の生態系に悪影響を及ぼす外来種の蔓延によって、かつてないほど高温で、頻繁に、そして遠くまで燃え広がるようになった。農業や造園のため、あるいは偶然にカリフォルニアに持ち込まれた草や木は、火災の性質を一変させた。
「多くの外来種は、在来植物よりも早く火を伝播させます」と、カリフォルニア州森林保護防火局(Cal Fire)の大隊長であるデビッド・アクニャは語る。このような変化は、カリフォルニアだけではなく、世界中でますます破壊的になる山火事の見過ごされてきた原動力のひとつだ。
外来植物の枯れ草が“燃料”に
南カリフォルニアには、シャパラル(chaparral)と呼ばれる低木林が広がる。この景観は歴史的に背の低い低木植物が特徴で、在来の多年草は水分を保ち、1年の大半は緑を維持していた。落雷は少なく、火災の発生は稀だった。発生しても植物間の隙間が自然の防火帯となり、あまり広がることはなかった。
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https://wired.jp/article/how-invasive-plants-are-fueling-californias-wildfire-crisis/