木材デューディリジェンスセミナー(オンライン): 持続可能な木材調達のためのサプライチェーン管理 ~リスクフリーな木材製品をエンドユーザーに届けるために~(2020.6.1)
2020.3.17掲載
2020.8.6更新
森林減少・劣化の要因は違法伐採、森林火災、農地転換など様々ですが、林産物である木材を持続的に調達していくためには、そうした要因をリスクと捉え、回避していく必要があります。しかしながら木材の場合、加工度が高くなるにつれてサプライチェーンは長くなり、その管理の難易度も上がり、川下事業者にとっては大きな課題となっています。
本セミナーでは、サプライチェーン全体で森林減少・劣化のリスクや課題を共有し、サプライチェーンにおける各事業者が、持続可能な森林経営を阻害する環境・社会リスクを適切に回避した製品をエンドユーザーに届けるために、どのようなリスク回避法(デューディリジェンス(DD))が必要なのか、先進的なサプライチェーン管理に取り組む事業者の事例紹介を通して、考えます。
開催概要
日 時:2020年6月1日(月)13:00~17:00
開催方法:オンライン開催
参加方法などの詳細につきましては、別途メールでお知らせいたします。
参加費:無料
プログラム
<第一部>
■基調講演
世界が求めるサプライチェーン管理とは?~地球規模の環境危機に対応するために
株式会社クレアン サステナビリティ・コンサルティンググループ マネジャー
玉沖貴子 様
>発表資料(pdf)
■各企業のDDの取り組み紹介:川上・川中・川下企業の取り組み
・株式会社菅組
代表取締役社長 菅徹夫 様
>発表資料(pdf)
・株式会社乃村工藝社
事業統括センターオペレーションコントロール統括部第4部部長 加藤悟郎 様
事業推進統括部連携推進部プランナー 梅田晶子 様
・チューモク株式会社
取締役木材製品部長 上田純和 様
>発表資料(pdf)
・株式会社マルホン
第五営業部マネージャー 伊藤丈 様
>発表資料(pdf)
・株式会社中村製材所
代表取締役 中村展章 様
>発表資料(pdf)
・双日株式会社
リテール・生活産業本部林産資源部部長補佐 石川満 様
>発表資料(pdf)
<第二部>
ディスカッション~サプライチェーン全体で適切なDDを普及させるにはどうしたらよいのか
・モデレーター:九州大学熱帯農学研究センター 准教授 百村帝彦
【主催】早稲田大学環境総合研究センターW-BRIDGEプロジェクト、九州大学熱帯農学研究センター、国際環境NGO FoE Japan
【協力】 地球・人間環境フォーラム、フェアウッド・パートナーズ
【お問合せ】
国際環境NGO FoE Japan(担当:三柴)
Tel: 03-6909-5983 / Fax: 03-6909-5986 / contact_fw@fairwood.jp(@を半角に変更)
※本セミナーは早稲田大学環境総合研究センターW-BRIDGEプロジェクト「森林減少ゼロに寄与するサプライチェーン管理と持続可能性に配慮した原料調達の促進」の一環として開催します。