
第86回フェアウッド研究部会「どうなった?改正クリーンウッド法 ~その効果、展望、そして課題~」
2025.8.4 掲載
2017年に日本における違法伐採対策法として誕生したクリーンウッド法が、施行5年後見直しプロセスを経て改正され、2025年4月に施行されました。輸入材や国産原木を国内市場に最初に持ち込む第一種木材関連事業者の合法性確認、および彼らからの求めに応じた素材生産事業者の情報提供が義務化されるなど、規制強化による効果が期待されるところですが、一方で具体的な合法性確認の手続きや内容について、その実効性がどうなのか、気になるところです。
そこで、クリーンウッド法改正の具体的な議論やプロセスに参画・貢献された地球環境戦略研究機関(IGES)の鮫島弘光さんを講師にお招きし、改正法の効果や展望、そして課題についてお話いただきます。
また、フェアウッド・パートナーズが継続的に実施している第5回目となる登録第一種木材関連事業者を対象とした合法性確認の内容に関するアンケート調査結果も併せてご報告いたします。ぜひ、ご参加ください。
【開催概要】
日時:2025年8月20日(水)18:00~19:30(開場:会場は15分前、オンラインは5分前)
場所:ハイブリッド(zoom×地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)東京都渋谷区神宮前 5-53-70 国連大学ビル 1F)
参加費: 1,500円(懇親会費別) *学生は無料(いずれも懇親会費別)
定員:会場25名、オンライン90名
※懇親会は会場参加者のみご参加いただけます。当日の受付の際にお申込み・お支払いを承ります。
※会議URL:お申込みいただいた方に後日ご案内いたします。
※お申込みいただいた方で希望のある場合は、当日の録画アーカイブを後日、期間限定でご覧いただくことが可能です。
【プログラム】(敬称略、内容は予告なく変更することがあります)
第1部:講演(18:00~19:30 質疑含む)
講師:鮫島 弘光/地球環境戦略研究機関(IGES)生物多様性と森林領域 研究員
※クリーンウッド法第一種登録事業者対象アンケート(第5回)の結果報告
坂本有希/フェアウッド・パートナーズ事務局(地球・人間環境フォーラム)
第2部:懇親会(会場参加者の希望者のみ、別会場にて開催予定)
【講師プロフィール】(敬称略)
鮫島弘光(さめじま ひろみつ)/地球環境戦略研究機関(IGES)生物多様性と森林領域 研究員
京都大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。研究領域は生態学、持続可能な森林管理、東南アジア地域研究、REDD+、森林リスク産品の責任ある生産と貿易など。林野庁の「クリーンウッド」利用推進事業のうち、海外情報収集、国内定着実態調査、生産国リスク情報活用に向けた調査等に参与。『クリーンウッド法ハンドブック』(地球環境戦略研究機関. 2020)、「木材デューデリジェンス」(森林技術. 2024)、「書評:田中淳夫著『盗伐─林業現場からの警鐘─』」(林業経済. 2025)等を執筆。
【お申込み】
お申し込みフォーム(https://fw250820.peatix.com)よりお申し込みください。
フォームがご利用できない場合、「第86回フェアウッド研究部会参加希望」と件名に明記の上、1)お名前、2)ふりがな、3)ご所属(組織名及び部署名等)、4)Eメールアドレス、5)参加方法(会場またはオンライン)、6)(会場参加の場合)懇親会の出欠を、メールにてinfo@fairwood.jp まで送付ください。
【主催】
国際環境 NGO FoE Japan、地球・人間環境フォーラム、佐藤岳利事務所
【後援】
マルホン
【助成】
緑と水の森林ファンド
【問い合わせ】
FoE Japan(担当:佐々木)
http://www.foejapan.org、info@foejapan.org
地球・人間環境フォーラム(担当:坂本)
http://www.fairwood.jp、info@fairwood.jp
※テレワーク推進中のため、メールにてお問合せお願いします。