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第89回フェアウッド研究部会「ネイチャーポジティブ実現に向けた生物多様性の定量評価~群馬みなかみ町を事例に」

2025.10.22 掲載

気候変動と並び、緊急の対応が求められる生物多様性保全。世界のどこでも共通で使える炭素量という指標のある気候変動とは異なり、地域によって異なる指標等を検討する必要のある生物多様性では、客観的な定量評価の手法が国内外でさまざまに議論・検討されています。

日本自然保護協会は昨年、生物多様性を客観的かつ定量的に評価する6つの手法を公表しました。この手法は、自然保護協会が群馬県みなかみ町、三菱地所と結んでいる連携協定の中で進めている活動の一環で開発されたもので、みなかみ町に手法をあてはめて評価した結果も合わせて公表されています。

今回の研究部会では、この開発に携わった日本自然保護協会の高川晋一さんを講師に迎えて、手法の詳細や課題、今後の展望をお聞きします。2050年の世界目標として合意されたネイチャーポジティブの実現に向けて、日本の自然保護に携わる立場、または関心を寄せる立場から何ができるのかのヒントを探りたいと思います。

自然共生サイトなどを活用して日本各地で生態系保全に取り組む自治体やNGO・NPO、またTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)に対応しようとする企業の皆様の参加をお待ちしています。

参考:日本自然保護協会プレスリリース(2024年7月8日)「ネイチャーポジティブ実現に向けた、生物多様性を客観的に評価する6つの手法を策定」

【開催概要】

日時:2025 年 11 月 21 日(金)18:00~19:30(開場:会場は 15 分前、オンラインは 5 分前)
場所:ハイブリッド(zoom×地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)東京都渋谷区神宮前 5-53-70国連大学ビル 1F)
参加費:一般 1,500 円、学生無料(いずれも懇親会費別)
定員:会場 25 名、オンライン 90 名
※懇親会は会場参加者のみご参加いただけます。当日の受付の際にお申込み・お支払いを承ります。
※会議 URL:お申込みいただいた方に後日ご案内いたします。
※お申込みいただいた方で希望のある場合は、当日の録画アーカイブを後日、期間限定でご覧いただくことが可能です。

【プログラム】(敬称略、内容は予告なく変更することがあります)

第 1 部:講演(18:00~19:30 質疑含む)
講師:高川 晋一/公益財団法人日本自然保護協会 自然のちから推進部 主任
第 2 部:懇親会(会場参加者の希望者のみ、別会場にて開催予定)

【講師プロフィール】(敬称略)

高川 晋一(たかがわ・しんいち)/公益財団法人日本自然保護協会 自然のちから推進部 主任
東京大学農学生命科学研究科にて博士号を取得後、2006年より現職。市民を主体にした全国規模の自然環境モニタリング調査や、全国の約8000人の自然観察指導員の活動支援・養成、都市近郊の里山の保護問題、里山の保全活動計画の策定支援などを担当してきた。現在は自治体と企業とのパートナーシップの下にネイチャーポジティブの実現を目指す新たな事業を担当しているほか、環境省の自然共生サイト・生物多様性評価に関する委員も務めている。専門は保全生態学、生物多様性評価、市民科学、環境教育。

【お申込み】

お申し込みフォーム(https://fw251121.peatix.com)よりお申し込みください。
フォームがご利用できない場合、「第88回フェアウッド研究部会参加希望」と件名に明記の上、1)お名前、2)ふりがな、3)ご所属(組織名及び部署名等)、4)Eメールアドレス、5)参加方法(会場またはオンライン)、6)(会場参加の場合)懇親会の出欠を、メールにてinfo@fairwood.jp まで送付ください。

【主催】

国際環境 NGO FoE Japan、地球・人間環境フォーラム、佐藤岳利事務所

【後援】

マルホン

【助成】

緑と水の森林ファンド

【問い合わせ】

FoE Japan(担当:佐々木)
http://www.foejapan.org、info@foejapan.org
地球・人間環境フォーラム(担当:坂本)
http://www.fairwood.jp、info@fairwood.jp
※テレワーク推進中のため、メールにてお問合せお願いします。

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