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フェアウッド・マガジン 世界のニュース 第204号  2021年7月31日

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ロシアおよび東南アジアでの違法伐採についての報道が相次いでいます。既に
知られた問題でもありますが、その幾つかがFSC認証を持った企業であり、我が
国が取引先となっているケースもあるため今後の動向が注目されます。
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【違法伐採問題】
●2021.7.22 Mongabay:EUの制裁は、ミャンマーの違法な木材取引の「特効薬」ではない
欧州連合は2月のクーデター後、国の軍事指導部に資金を提供している企業を
対象とした国際的な取り組みの一環として、ミャンマーの国営木材公社に新た
な制裁を課した。
EU当局は先月、天然資源・環境保全省(MONREC)下の組織であるミャンマー木
材公社(MTE)に制裁を科した。 MTEは、国際市場への輸出を含むミャンマー
材の伐採と販売のすべてを担っているため、制裁措置はEUの企業がミャンマー
から木材を直接輸入すること自体が違法であることを意味する。
原文はこちら(英語)
https://bit.ly/3BqRn8J

●2021.7.15 Earthsight:イケアの子供用家具に隠されたロシアの違法材
本日公開されたEarthsightの調査によると、ロシアの保護林における甚大な違
法伐採に関連した木材で作られた子供用家具をIKEA社が長年販売してきたとさ
れる。
調査報告書「IKEA's House of Horrors」では、この小売大手が過去10年間に、
気候へ危機的な影響を与えると言われるシベリアの森林において、約400万本
の樹木を違法に伐採したために有罪となった企業グループから、どのように
パイン材を調達してきたかが明らかにされている。
使用された木材は、世界的な環境スキームである森林管理協議会(FSC)によ
り合法かつ持続可能なものとして認証を受け、米国、英国、ドイツ、フランス
その他の欧州諸国など、世界中のIKEAの小売店に製品を供給するインドネシア
の家具製造メーカー販売されていた。
原文はこちら(英語)
https://www.earthsight.org.uk/news/press-release-illegal-russian-wood-hidden-inside-ikea-children-furniture

●2021.7.16 Mongabay:FSCがパプアの権利および環境問題を考慮し、パーム油の大企業であるコリンド社を除外
ジャカルタ:パーム油の大企業であるコリンドグループが、森林管理協議会の
メンバーシップを終えた。グリーンな認証の影に自らの不正行為を隠すことは
できないという環境活動家によるシグナルが他の企業へも伝えられる結果とな
っている。
持続可能な林業を認証する世界有数の組織であるとFSCは7月14日、インドネシ
アと韓国の合弁企業であるコリンド社が、いかにコンプライアンスを独自に検
証するかという点において認証審査機関と合意に至らなかったために、同社と
の提携を終了したと発表した。この提携解除は10月16日より有効になる。
この提携終了に先立ちコリンド社は、FSCによる2年間の調査によりインドネシ
アの最東端のパプア州での同社の運営に違反があったことを明らかにされてお
り、FSCのメンバーシップを維持するためのプロセスの途中であった。
原文はこちら(英語)
https://bit.ly/3ik0a3s

【中露情報】
●2021.7.15 FSC Russia:FSCインターナショナルがロシア・イルクーツク州の衛生伐採由来の木材取引の一時停止を発表
2021年7月14日、FSCインターナショナルは、指示40‐004‐21により、イルク
ーツク州において行われた衛生伐採に由来した木材、およびそれを用いたFSC
認証材およびFSC管理木材製品の販売の一時的禁止を発表した。この指示は、
2021年8月14日より発効する。
同指示は、イルクーツク州においてFM認証を保有する事業者、およびデュー
ディリジェンスによりイルクーツク州より管理木材を調達するCoC認証事業者
へと発布された。
原文はこちら(ロシア語)
https://ru.fsc.org/ru-ru/news/id/1240

●2021.07.23 ロシア連邦森林局:丸太輸出禁止は4千の組織に影響
ロシア連邦森林局のプレスによると、2022年1月より針葉樹および高価な広葉
樹種の未加工木材および高度に加工された製品のロシア領内からの輸出が禁止
される。
禁止令は、レス・エガイスのデータで2020年に木材輸出に従事したとされる
約4千の関連業者の操業に影響する。
原文はこちら(ロシア語)
https://bit.ly/3x6lUoS

●2021.07.20 中国木材網:今年下半期の中国の製材輸入は依然楽観視できない見込み
中国の製材輸入は昨年の大幅な減少後、今年は基本的に月200~260万立方メー
トルを維持している。6月の輸入量は昨年同期比25%減の263万立方メートルで
あった。一方、今年の製材輸入平均価格は高騰が顕著で、輸入量が大きく減少
する中、累計総額は35.72億米ドルで昨年同期に比べわずか3.3%の減少であった。
しかし過去の状況を参考にすると、下半期の製材輸入は依然楽観視することは
できない。
原文はこちら(中国語)
http://www.chinatimber.org/news/77103.html

【世界の森林情報】
●2021.7.16 Newsweek:アマゾン熱帯雨林は二酸化炭素の吸収源から排出源に転換していた
アマゾン熱帯雨林は、現存する熱帯雨林の約半分を占める世界最大の熱帯雨林
で、大気中の二酸化炭素を吸収する役割を担ってきた。しかし、気候変動や森
林破壊により、アマゾン熱帯雨林の一部が二酸化炭素の吸収源から排出源に転
じていることが明らかとなった。
ブラジル国立宇宙研究所(INPE)の研究チームは、気候変動や森林破壊が熱帯
雨林の炭素排出量に与える影響を解明するべく、アマゾン熱帯雨林の4地点で、
2010年から2018年まで計590回にわたり、地表から海抜約4.5キロまでの鉛直プ
ロファイリング測定により、対流圏下部の二酸化炭素濃度および一酸化炭素濃
度を調査した。
2021年7月14日に学術雑誌「ネイチャー」で掲載された研究論文によると、ア
マゾン熱帯雨林の東部は西部よりも総炭素排出量が多かった。なかでも、南東
部は二酸化炭素の排出量が吸収量を上回り、二酸化炭素吸収源から大気への炭
素排出源に転換していた。
詳しくはこちら
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/07/post-96715.php

●2021.7.15 JETRO:欧州委、温室効果ガス55%削減目標達成のための政策パッケージを発表
欧州委員会は7月14日、2030年の温室効果ガス削減目標、1990年比で少なくと
も55%削減を達成するための政策パッケージ「Fit for 55PDFファイル(外部サ
イトへ、新しいウィンドウで開きます)」を発表外部サイトへ、新しいウィン
ドウで開きますした。欧州気候法(2021年4月22日記事参照)が6月24日、欧州
議会で採択されたことで2030年の削減目標の55%への引き上げが確実となり、
「欧州グリーン・ディール」(注)を包括的に推進する同パッケージがこのタ
イミングで提案された。主な提案内容は以下のとおり。
詳しくはこちら
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/07/b625104627664e28.html

●2021.7.19 CNN.co.jp:米国内80カ所で大規模な森林火事、計40万ヘクタール焼失
米西部を中心に森林火災の延焼が続いている。全米省庁合同火災センター
(NIFC)によると、現在大規模な火災が発生しているのは13州の計80カ所、
焼失面積は合わせて40万ヘクタールを超えた。
NIFCによると、大規模な森林火災の件数はモンタナ州の18件が最も多く、アイ
ダホ州が17件で後を追っている。
両州の一部は熱波に見舞われ、平均を上回る気温が続いている。国立気象局
(NWS)が18日にツイートしたこの地域の気温分布図には、37~38度以上の数
字が並んだ。19日の最高気温はモンタナ州で39.4度、アイダホ州の一部で
38.9度と予想される。
詳しくはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/31a7831fd07e92a672ce8055612eb610af6c0c30

【パーム油問題】
●2021.7.22 SustainableBrands:東京オリパラは持続可能性の取り組みが不十分──WWFが調達結果の開示求める声明
東京五輪開幕を直前に控え、WWFジャパンはこのほど、「未曾有のコロナ禍の
中、開催にこぎつけた東京オリンピック・パラリンピック競技大会はSDGs時代
の国際スポーツ大会に欠かせない『持続可能性』の取り組みが不十分だ」など
として、同大会組織委員会に対し、組織委自体が作成した、大会で使用する木
材や紙、水産物、パーム油の個別の調達基準について、その調達結果を具体的
な数値で開示するよう求める声明を発表した。WWFジャパンによると、それら
の基準の課題について再三指摘したにもかかわらず、なんら向上されず、同大
会の建築物のために調達された木材は、東南アジアの原産地において現地の人
権や生物多様性が損なわれたとの訴えが相次いだほか、水産物に至っては資源
管理の“計画”を策定するだけで実質的に調達が可能となるなど「大きな抜け
穴が残されている」という。
詳しくはこちら
https://www.sustainablebrands.jp/news/jp/detail/1203701_1501.html

●2021.7.12 NetIBNews:バイオマス発電燃料のパーム油、インドネシア政府がアブラヤシ農園の新規許可を延期
インドネシアでは2018年9月19日、バイオマス発電の燃料となるパーム油の原
料であるアブラヤシの農園の新規申請に関する許可延期の大統領令が発令され
た。この大統領令は、発令後3年以内に実施されるとしている。
この大統領令は、アブラヤシ農園の持続可能な管理の向上、法的確実性の提供
温室効果ガス(CO2)排出量の削減を含む環境の持続可能性の維持、アブラヤ
シ農園の開発の進歩による生産性の向上を目的として、環境林業省などの各大
臣、州知事、市長などに指示したものだ。
インドネシアは世界1位のパーム油生産国で、約55%のシェアを占める。イン
ドネシアでは、森林地域は国有であるため所有の権利が認められておらず、森
林地域をアブラヤシ農園(プランテーション)として開発するためには、「森
林地域の開放」や「森林地域の交換」の法制度により、土地の条件を変える必
要がある。
大統領令によると、環境林業省により、アブラヤシ農園開発における下記の申
請において、森林地域の開放や森林地域の交換が延期される。
詳しくはこちら
https://www.data-max.co.jp/article/42722?rct=international

【バイオマス関連】
●2021.6.28 河北新報:ホタルの清流、住民ら水質悪化懸念 登米にバイオマス発電所計画
宮城県登米市東和町の景勝地「三滝堂」の近くにバイオマス発電所の建設計画
が持ち上がり、地域住民らが清流の水質悪化を懸念している。発電所からは
1日100トン以上の処理水が放出される見込みで、周辺に生息するゲンジボタル
などへの影響も危惧する。
事業を企画する都市開発研究所(東京)によると、発電所は同市東和町米谷平
倉の山林に建設する。用地約2万平方メートルは市内の建設会社から購入した。
食品の残りかすから発生するメタンガスを燃料に発電し、発電出力約2000キロ
ワット。年間発電量は一般家庭約4000世帯分に当たる1万5000メガワット時を
予定する。
詳しくはこちら
https://kahoku.news/articles/20210627khn000022.html

●2021.6.29:バイオマス発電所、迫と角田でも計画 東京の業者、住民説明なく
宮城県登米市東和町でバイオマス発電事業を企画する都市開発研究所(東京)
が、登米市内の別の場所と角田市でもバイオマス発電所建設を計画しているこ
とが28日、分かった。国のガイドラインは事業計画の初期段階での関係自治体
への情報提供など地元の理解を重要視しているが、いずれの建設予定地でも住
民向けの説明会は開かれていない。
資源エネルギー庁の資料などによると、都市開発研究所が登米市迫町北方丸森
と角田市高倉でバイオマス発電の事業計画を申請し、いずれも昨年6月19日に
認定された。
登米市住宅都市整備課によると、昨年11月とことし2月、事業者側から同市迫
町北方での発電所建設に関する相談があった。5月には発電所建屋の見取り図
などを手渡されたが、排水や臭気についての説明はなかったという
詳しくはこちら
https://kahoku.news/articles/20210628khn000044.html

【日本は今!】
●2021.7.20 J-FIC: 関西の4信用金庫が連携し国産材マッチング事業
関西の4つの信用金庫が連携して消費地の住宅業者と産地の木材業者を仲立ち
する取り組みを始めた。枚方信用金庫(大阪府枚方市)が京都北都信用金庫
(京都府宮津市)、新宮信用金庫(和歌山県新宮市)、きのくに信用金庫(和
歌山市)の3信金に呼びかけて包括連携協定を締結、国産材マッチング事業を
実施している。
詳しくは、「林政ニュース」第656号を参照
https://www.j-fic.com/bd/isbn/9784889656565/

●2021.7.27 J-FIC:秋田県の業界5団体が「再造林推進協議会」を設立
秋田県森林組合連合会など5団体は、6月14日に「秋田県再造林推進協議会」を
設立した。再造林の担い手となる林業技能者の確保・育成や、木材加工体制の
強化と苗木の生産拡大などに取り組み、約3割にとどまっている再造林率の引
き上げを目指すことにしている。
詳しくは、こちら
https://www.j-fic.com/bd/isbn/9784889656565/

●2021.7.18 時事通信:木造高層ビルに脚光 脱炭素、林業再生へ貢献
柱や梁(はり)などの構造部材に木材を使った木造高層ビルが脚光を浴びてい
る。木を燃やしたり腐らせたりすると発生する二酸化炭素(CO2)を、建材と
して固定化すれば長期間出さないで済み、脱炭素に貢献できる。このため国連
の持続可能な開発目標(CSDGs)の観点で木造ビルを評価する企業が増えてい
る。国産材の利用が拡大すれば国内林業の再生にもつながりそうだ
詳しくはこちら
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021071700361

●2021.7.14 AERAdot.:“人災”多い土砂災害 熱海市、丸森町、球磨村の共通点〈週刊朝日〉
一昨年の台風19号の影響で土石流が発生し、12人の死者・行方不明者を出した
宮城県丸森町。実家が全壊した菅野由香理さんは、原因の調査を続けている。
町内では141カ所の土砂崩れが発生していたが、最近になって発生源に共通の
要因があることに気づいた。
「土石流災害が起きる前から、雨が降ると山から泥が流れてくることがあった
んです。それで地域の人は『山の奥で木を切ったからじゃないか』と言ってい
ました。発生直後から発生源に注目していたところ、多くの場所で大規模な森
林開発が行われていたことがわかりました」
詳しくはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f561530d714bba811a481708ca47f5733a3e4fd?page=3

●2021.7.13 J-FIC:2×4住宅で国産材率50%へ、三菱地所ホーム
2×4工法(枠組壁工法)住宅メーカーの三菱地所ホーム(株)(東京都港区、
脇英美・代表取締役)が国産材の積極的な利用に乗り出している。同社が建築
する2×4住宅の国産材率はすでに35%に達しており、さらに50%への引き上げ
を目指す方針だ。「2×4住宅=外材住宅」というこれまでの通念を覆す同社の
取り組みの背後には何があるのか。遠藤日雄・鹿児島大学教授が、急変する
2×4住宅業界の実情に迫る。
詳しくはこちら
https://note.com/jfic2020/n/nb6e0d669ce4f

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☆FIT事業計画策定ガイドライン(バイオマス発電)改訂に関する共同コメント
https://www.gef.or.jp/news/info/fitbiomassguideline2021_comment/
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地球・人間環境フォーラムは、国内外22の環境団体とともに、4月1日に公開され
た再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の事業計画策定ガイドライン(バ
イオマス)の改訂内容に関し、共同コメントを公表しました。

消費者の負担により推進されているFITにおいては、再生可能エネルギーの持続可
能性が確実に担保される必要があります。2050年カーボンニュートラルに向け、
資源エネルギー庁が招集しているバイオマス持続可能性ワーキンググループ及び
調達価格算定委員会において、以下の内容が早急に議論されることを求めていま
す。
・ライフサイクルでの温室効果ガス排出量の制限を導入すべき
・パーム油をFITの対象から除外すべき
・全てのバイオマス燃料に持続可能性の基準を
・求められる透明性と確認体制、遵守の徹底
・猶予期間を延長すべきではない

詳しくは以下のサイトをご覧ください。
https://www.gef.or.jp/news/info/fitbiomassguideline2021_comment/

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☆バイオマス混焼の石炭火力発電の増加に強い懸念を示す声明発表
https://www.foejapan.org/forest/biofuel/210427.html
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国際環境NGO FoE Japanは、4月27日に国内でバイオマス混焼の石炭火力発電所が
増加していることについて「石炭火力発電を延命させ、温室効果ガス(GHG)の排
出を増加させるとともに、森林生態系破壊の原因にもなる」と強い憂慮を示す声
明を発表しました。
バイオマス燃料の多くが輸入に依存しており、バイオマス燃料を生産するために
森林が伐採された場合、森林が長期にわたって樹木や土壌などに蓄えてきた炭素
が放出され、バイオマス燃料を混焼することはGHG排出削減につながりません。
2019年度から、バイオマスと石炭を混焼する案件はFITの新規認定の対象外となり
ましたが、それ以前に認定された発電所は今後もFITの対象となります。2020年11
月末時点で、FIT認定を受けたバイオマス混焼の石炭火力発電設備は、わかってい
るだけでも37件です。

詳しくは以下のサイトをご覧ください。
https://www.foejapan.org/forest/biofuel/210427.html

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☆「ごみゼロ」の日を前にシンポジウム開催、 プラごみ問題の真の解決策
リユース革命! 容器包装で始まるサーキュラー・イノベーション
5月27日(木)14:00~17:00、18:00~21:00
https://www.gef.or.jp/news/event/210527reuserevolution/
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国際環境NGOグリーンピース・ジャパンと一般財団法人地球・人間環境フォーラム
は東京都環境局の後援の下、5月27日(木)14:00より、オンラインシンポジウム
「リユース革命! 容器包装で始まる、サーキュラー・イノベーション」を開催し
ます。

▼開催概要
日時: 2021年5月27日(木)第1部 14:00~17:00、第2部 18:00~21:00
参加費:無料
定員:500名
方法: Zoomウェビナー(第2部では同時通訳提供)
スケジュール、内容等はいかのサイトをご覧ください。
https://www.gef.or.jp/news/event/210527reuserevolution/

主催:一般財団法人地球・人間環境フォーラム、国際環境NGOグリーンピース・ジ
ャパン
後援:東京都環境局、京都府亀岡市
▼参加申込:こちらのページより参加登録をお願いします。開催日前日までに、
シンポジウムへの参加方法をメールでご案内します。
(参加申込ページ https://business.form-mailer.jp/fms/68da3d71142730
▼登録締切:5月25日(火)18:00まで

▼本件に関するお問い合わせ
国際環境NGOグリーンピース・ジャパン、一般財団法人地球・人間環境フォーラム
Email: rr@reuserevolution.jp

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☆動画「ホント?ウソ? バイオマスはカーボンニュートラル?」を公開!
https://www.youtube.com/watch?v=3zsA48bGmUQ
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国際環境NGO FoE Japanでは、バイオマス発電を問う動画を作成しました。
バイオマス発電は、カーボンニュートラルと言われますが、本当でしょうか?森
林は、樹木、地上に落ちた枝や葉、土の中にたくさんの炭素を蓄えています。特
に、長い年月をかけて形成された天然林や、湿地や泥炭地に生えている森林は、
地上部だけではなくて、地下にも大量の炭素を蓄えているのです。伐採して森林
がなくなってしまうと、蓄えられていた炭素は、やがてCO2の形で空気中に排出さ

れます。森林が元通りになれば、伐採のあと、放出されたCO2は、森林が回復する

過程で吸収され、再び固定されます。しかし、それまでの間、大気中のCO2は伐採

された森林の分だけ「増えている」状態が続いているのです。
森林がもとの状態に戻るとは限りません。この場合、森林に蓄えられた炭素は、C

O2として大気中に放出されたままです。こうした状況をわかりやすい6分ほどの動

画にまとめました。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=3zsA48bGmUQ
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☆パーム油のワークショップ教材ができました!
「パーム油のはなし」2/『知る・考える・やってみる!熱帯林とわたしたち』
https://plantation-watch.org/palmtextbook/
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地球・人間環境フォーラムもメンバーであるプランテーション・ウォッチと、開
発教育協会(DEAR)が共同でワークショップ教材を制作しました。
シンプルで使いやすい10の授業案(アクティビティ)と専門家による11つのコラ
ムを収録しています。今年の新聞記事を使いながら、新型コロナウイルス感染症
(COVID-19)と熱帯林のつながりを考える授業案も収録しています。
森林減少、生物多様性、気候変動、そして、消費に焦点を当て、「持続可能な社
会」と「アクション(行動)」を学ぶことができます。知って、考えて、動き出
す。世界にはパーム油以外にもたくさんの問題がありますが、私たちが動くこと
で状況を変えていけるはず!
概要
・編集・発行:開発教育協会、プランテーション・ウォッチ
・2020年7月、A4版48ページ
・ダウンロード資料:写真9枚(A4カラー)
・一般価格:本体¥2,000+税(図書館価格¥4,000+税
・対象:小学校高学年以上

▼お問合せ・ご購入申込
認定NPO法人 開発教育協会(DEAR)
Tel: 03-5844-3630 Fax: 03-3818-5940
〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-41TCC2号館3階
http://www.dear.or.jp/books/book01/5190/
※本体価格のほか送料・手数料がかかります(1冊の場合税込550円~)

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フェアウッドカフェ ショッピングサイトがリニューアルしました
https://www.fairwood.jp/cafe/
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森や作り手の見える木製品がみつかるフェアウッドカフェのショッピングサ
イトが新しくなりました。
リニューアルに伴い、お買い物の際、カード決済、銀行振り込み、コンビニ
決済がお選びいただけるようになりました。

何の木なのか、どこで育った木なのか、誰の手で生まれ変わったのか、ひと
つひとつ物語や想いのつまった商品をご紹介していきます。フェアウッド
カフェは、使ってくださるあなたや、あなたの大切な人にフェアウッドな
暮らしを提案します。

ぜひご利用ください。
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☆フェアウッド・パートナーズのWEBサイト
「クリーンウッド法に対応する木材DDのための実践情報」
https://www.fairwood.jp/consultation/howto_dd.html
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2017年5月20日施行された「合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律
(通称「クリーンウッド法」)」に対応するのに望ましい木材DD(デュー
デリジェンス)を行うための実践的な情報をお届けします。
※更新情報:
国別リスク情報「3.ルーマニア」に「その2」を追加しました。

■合法性確認とデューデリジェンス
■合法性確認のための木材DDのステップ
■国別リスク情報
問合せ 「木の流れから、未来をつくる」フェアウッド・パートナーズ
Eメール:info@fairwood.jp
国際環境NGO FoE Japan(三柴、佐々木、TEL:03-6909-5983)
地球・人間環境フォーラム(坂本、飯沼、TEL:03-5825-9735)

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☆パーム油について知るためのWEBサイト紹介
『あぶない油の話』パーム油のことを知るサイト
http://plantation-watch.org/abunaiabura/

「パーム油調達ガイド」
http://palmoilguide.info
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プランテーション・ウォッチでは、パーム油の消費者向けと企業向けのウェブサ
イトを立ち上げています。
一般消費者向けには、『あぶない油の話』パーム油のことを知るサイトを通じて
、パーム油が身の回りの多くの食品に多く含まれていること、そのパーム油の生
産のためのプランテーション 開発が引き起こしている環境問題や社会問題につい

て伝え、情報を発信しています。

パーム油を調達している企業向けには、パーム油の調達リスクに対処し、サプラ
イチェーン管理を実践するための情報や手順をまとめた情報提供サイト「パーム
油調達ガイド(http://palmoilguide.info)」があります。
是非、サイトをご覧いただき、ご活用ください。

『あぶない油の話』パーム油のことを知るサイト
http://plantation-watch.org/abunaiabura/
「パーム油調達ガイド」
http://palmoilguide.info

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☆森林と私たちの暮らしのつながりについて学ぶ教材

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世界の森林問題について学んでもらうための映像教材をフェアウッド・パート
ナーズが関わり作成しています。
社内や地域での環境・森林をテーマとした勉強会等の企画に活用ください!

■映像資料
「人と木」(無料)
http://www.gef.or.jp/activity/forest/hitotoki/
「木の来た道」(定価3,000円/図書館価格:12,000円)(税別・送付料込)
http://www.fairwood.jp/news/pr_ev/2009/pr090623_publish_woew.html
「森の慟哭」(詳細下記参照)
http://www.foejapan.org/forest/palm/dvd_01.html

■お問合せ
FoE Japan(三柴) Tel: 03-6909-5983
地球・人間環境フォーラム(坂本) Tel: 03-5825-9735
E-mail: info@fairwood.org

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編 集 : 坂本 有希/三柴 淳一
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