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フェアウッド・マガジン 世界のニュース 第214号 2022年5月31日

ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受けて、一部の木材製品の価格高騰や在庫確保の動きが加速しています。
ロシア国内は春になり、森林火災の頻発する時期に突入しています。大気や水生態系の観点からも日本と結びつきが深い現地の森林管理の動向が懸念されます。
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【ロシア関連情報】
●2022.5.23 Lesprom:ロシア企業 輸出の停止を見越し、欧米への合板供給を増やす
ロシアから欧米への輸出の完全停止を見越し、ロシア側の企業は同地域への合板供給を増やしつつも、新たな販売先を模索している。欧州連合は4月9日に、ロシアからの製品輸入の禁止を発表し、新規契約による取引を禁止しており、2022年7月10日からは、既存の契約による取引も停止する。 他方、米国議会の衆議院は4月8日、ロシアとベラルーシからの木材と木材製品の輸入を禁止する法案を策定している。
原文はこちら(露語)
https://bit.ly/3GtA89I

●2022.5.25 Lesprom:ロシア国内では、年始から既に5千件以上の森林火災が発生
Lesprom Network社によると、5月25日にロシア連邦森林局によりクラスノヤルスク市で開催された、シベリア連邦管区における森林火災および火災の危険性のある状況への対策に関する会議では以下の内容が伝えられた。
「ロシア連邦内では、年始から今日に至るまでの間に、5千件以上の森林火災が発生している。昨年と比較した場合、発生件数としては1.2倍となっており、約800件多い。このように森林火災の発生件数は大幅に増加しているが、焼失面積は昨年と同程度の約60万ヘクタールとなっており、火災の迅速な発見と消火が行われていることを示している。 このように、森林火災の約90%は、発見初日に消火されている」と、ロシア連邦森林局の局長であるイワン・ソヴィエトニコフ氏は指摘している。
原文はこちら(露語)
https://bit.ly/3PIILkO

●2022.5.27 Lesprom:日本における輸入単板の価格が、ロシアからの供給が停止した後の4月に高騰
日本の輸入単板の価格が、同国がロシアからの輸入を完全に停止した後に急騰した。 Lesprom Analyticsによると、4月の日本の輸入単板の価格は、約4倍にあたるトンあたり2,950ドルまで上昇。同製品の輸入量は、ロシアからの供給の停止により94%減少した1,200トンとなった。
原文はこちら(露語)
https://bit.ly/3wRoBOh

【中国情報】
●2022.05.18 中露情報網:欧州市場の閉鎖により、ロシアの加工企業の対中木材輸出量は倍増
ロシアの国家森林情報局(Roslesinforg)によると、EU以外のすべての方面で、木材輸送の需要が急増している。西側の制裁による影響を受け、現在欧州に向けて木材を輸出する方法はない。
今年3月、輸出量の増加が最も多かった方面はロシア・中国間及びロシア・カザフスタン間であり、輸出量は倍増であった。さらに、ロシア企業の鉄路による木材出荷量も対ベラルーシ(1.8倍)、トルコ(1.6倍)、アゼルバイジャン(37%増)、エジプト(23%増)と大幅に増加した。
2022年4月、EUはロシアの木材製品を制裁リストに盛り込んだ。その中には木材及び木製品、木材原料、家具とその部品等あらゆる木材輸出製品が含まれる。
原文はこちら(中国語)
http://www.chinaru.info/zhongejmyw/zhongemaoyi/66740.shtml

【森林火災】
●2022.5.13 REUTERS:米ニューメキシコ州森林火災、加州高級住宅街の一部が延焼
米南西部ニューメキシコ州で先月上旬から発生している森林火災がさらに広がり、同州北部のスキーリゾート地に迫っているほか、カリフォルニア州南部の高級住宅街の一部が延焼した。
カリフォルニア州沿岸で約900世帯が避難。ニューメキシコ州では住宅など300軒以上がこれまでに倒壊した。12日に西から吹く風が強まったため、消防隊はスキーリゾートのエンジェル・ファイアの南24キロにある牧場や住宅を守るために防火帯や散水装置を設置した。
延焼範囲は25万9810エーカー(10万5141ヘクタール)に及んでおり、ニューメキシコ史上最大の森林火災となる見込み。鎮火率は29%にとどまっている。
詳しくはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb915edb0e95731ca9daed449500aaa9777f2bd2

【森林保全】
●2022.5.24 SFI:PEFCが持続可能な森林イニシアチブ(SFI)によるCoCスタンダードを承認
持続可能な森林イニシアチブ(SFI)は本日、2022年に発表したSFIのCoCスタンダードが、PEFC森林認証の承認プログラムにおいて、厳格な第三者による評価を満たしたと発表した。 PEFCは、地域の優先事項や条件に合わせて、多様なステークホルダーにより共同で開発された国内の森林認証システムを承認する国際的な組織としてある。 SFIによる2022年のCoCスタンダードにより認証された組織は、PEFCの製品ラベルを適用し、PEFCのクレームを行うことができるようになり、世界中の顧客の需要を満たす、より多くのオプションが提供される。
「SFIは、北米の森林とコミュニティのニーズに応えるための重要な貢献をしており、持続可能な林業の役割を高めるためにPEFCと協力する重要なメンバー団体である」と、PEFCの事務局長代理であるマイケルバーガー博士は発言している。
原文はこちら(英語)
https://forests.org/pefc-endorses-sustainable-forestry-initiative-sfi-chain-of-custody-standard/

【バイオマス発電】
●2022.5.25 新潮フォーサイト:環境への悪影響を孕むバイオマスの「大型発電」
再生可能エネルギーの一つとして、木材等を燃料にするバイオマス発電が注目を集める。だが、その有効活用には緻密な制度設計が必要であり、大型発電施設が次々にできる日本のやり方ではむしろ環境への悪影響を危惧しなければならない。FIT(再生可能エネルギー電力固定価格買取制度)によって温室効果ガスの排出量を増やしたり、自然環境を破壊しては、元も子もない。
2022年の元旦早々、欧州委員会は再生可能エネルギー(以下、再エネ)をベースにした未来への移行を促す一手段として、天然ガスや原子力を持続可能な経済活動の分類に含める案を発表した。そして3月、ロシア軍は稼働中のウクライナ南東部のザポロジエ原発を砲撃、制圧した。欧州の天然ガスの価格も最高値を更新し、エネルギーの安全保障はさらなる難局に直面している。
詳しくはこちら(要登録)
https://www.fsight.jp/articles/-/48892

●2022.5.23 朝日新聞:バイオマス発電が生む可能性
天候に左右されずに電気を作ることができる、再生可能エネルギーのバイオマス発電。地域の未利用材を使えば森林再生や雇用創出など、SDGs(持続可能な開発目標)にも結びつきます。一方で、海外から燃料を大量に輸入する大型発電が急増し、持続可能性の課題が横たわる。
詳しくはこちら(要登録)
https://www.asahi.com/articles/DA3S15301963.html

●2022.5.20 EURACTIV:EUのバイオマス規制改定で、活動家は「歴史的な進展」を歓迎
欧州議会の環境委員会は、再生可能エネルギー指令(EURED)と土地利用・土地利用変化・林業(LULUCF)に関する規制という2つのEU法について採決を行った。
その修正案では一次木質バイオマスの新たな定義として、一定の例外を除き木質バイオマスはもはや再生可能エネルギーとはみなされず、したがって、再生可能エネルギーの促進を目的とした奨励措置の対象とはならなくなる。
原文はこちら(英語)
https://www.euractiv.com/section/energy/news/campaigners-hail-historic-breakthrough-on-revised-eu-biomass-rules/

●2022.5.19 Mongabay:日本や韓国でバイオマス燃焼が盛んになると、アジアはどこから木材を調達するのか?
2021年、日本と韓国は、推進派が主張するカーボンニュートラルなエネルギーのために、合わせて600万トンの木質ペレットを輸入した。
バイオマスに対する多額の補助金により、日本はベトナムとカナダから大量の木質ペレットを輸入し、ペレット大手のドラックスとエンビバの2社は日本に注目している。
韓国は、ペレットのほとんどをベトナムのアカシア植林地から輸入しているが、環境保護活動家は、それがいずれ自然林を圧迫するのではないかと懸念している。韓国は、保護価値の高い伐採地を含め、自国の生産量を10倍に増やしたいと考えている。
ベトナムは近い将来、日本や韓国と同じように脱石炭を進めるかもしれない。専門家は、すでに世界で最も絶滅の危機にある東南アジアの森林に大きな圧力がかかることを懸念している。
原文はこちら(英語)
https://news.mongabay.com/2022/05/as-biomass-burning-surges-in-japan-and-south-korea-where-will-asia-get-its-wood/

●2022.5.11 Mongabay:木材からの排出を見逃す:東アジアで急増するバイオマス燃焼
日本と韓国では、バイオマス燃焼をカーボンニュートラルとする国連の炭素会計の抜け穴を利用して、エネルギー源として木質ペレットを燃焼させる傾向が強まっている。
日本は最近、ライフサイクルでの温室効果ガス排出量の算定を義務付ける新しい規則を制定したが、既存の34のバイオマス発電所には適用されない。日本政府は、2030年までに温室効果ガス排出量を46%削減するという日本の目標達成のために、バイオマスが果たす役割は拡大すると言う。専門家は、欧州以外で初めてバイオマスの燃焼が大規模に拡大したアジアでのこうしたブームは、実際の炭素排出量を大幅に過小評価し、気候変動を悪化させる可能性がある。またすでに危機的状況にある森林に圧力をかけることになるという。
原文はこちら(英語)
https://news.mongabay.com/2022/05/missing-the-emissions-for-the-trees-biomass-burning-booms-in-east-asia/

【日本は今】
●2022.5.17 JiJi.Com:国産木材切り替えに補助 ロシアから輸入禁止で―林野庁
林野庁は、政府がウクライナ侵攻を続けるロシアに対する経済制裁として木材の輸入を禁止したことなどに伴い、関連業界に対し外国産材から国産材への切り替えを支援する。国産の建築用木材を新たに仕入れる際の運搬経費や保管費用などの一部を補助。5月中に製材事業者などからの申請受け付けを開始する。
林野庁によると、日本の木材自給率は4割程度にとどまり、欧州連合(EU)や中国、カナダ、ロシアなどからの輸入に頼っている。国産材への切り替えに対する支援は政府の「総合緊急対策」に盛り込まれ、2022年度予算の予備費から約40億円を支出する。今後、補助額の上限など詳細を詰める。
詳しくはこちら
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022051600695

●2022.4.21 森林総合研究所:気候変動により森林が拡大する地域、縮小する地域を高解像度で推定
―気候ストレスの影響を地球規模で評価するモデルを開発―
国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所、国立研究開発法人国立環境研究所らの共同研究グループは、高温や乾燥といった植物にとっての様々な気候ストレスと森林の分布限界との関係を地球規模で評価するモデルを新たに開発しました。これにより、気候変動による気温の上昇や乾燥化によって森林分布が変化しやすい場所を地球規模かつ高解像度(赤道付近で約1km2)で推定することが可能になりました。
詳しくはこちら
https://www.ffpri.affrc.go.jp/press/2022/20220421/index.html

●2022.5.6 マイナビニュース:衛星画像から過去35年間の国内全域の伐採・植栽箇所を可視化-森林総研
伐採がいつどこで行われ伐採後に植栽されたかという情報は、森林所有者の自己申告による伐採造林届などによって把握されているものの、自己申告による情報のみではこれらの状況について完全にはわかっていなかった。
森林総研はLandsatの衛星画像を利用して、1985年から2019年までに伐採活動(ここでは皆伐とみなす)とその他の森林攪乱(土地転用・間伐・自然攪乱)があった箇所を毎年推定するモデルを開発した。
詳しくはこちら
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mycom/world/mycom_2410779

●2022.5.20 AFP BBNews:ヤマハ発動機が林野庁の「人工林の林分内容解析手法等検討委託事業」を受託
ヤマハ発動機は、林野庁より「令和3年度UAVレーザを活用した人工林の林分内容解析手法等検討委託事業」を受託し、このたび本事業の報告書が林野庁ホームページにて公開されたことをお知らせします。
ヤマハ発動機の森林計測サービスは、自社で開発・製造を手掛け、自動航行機能など高い航続性能を備える産業用無人ヘリコプターを活用します。空からの森林計測に最適なスペックである高解像度LiDARを無人ヘリコプターに搭載し、樹頂点から30~50mの上空より1秒間に75万回のレーザを照射し、高密度・高精度な点群データを計測範囲すべてにわたり獲得します。その結果、短期間かつ精緻な3次元デジタルデータ化により「森林の見える化」「森林のデジタルツイン」を実現し、林業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進します。
詳しくはこちら
https://www.afpbb.com/articles/-/3405852

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☆6月3日(金)・9日(木)・16日(木)開催
連続セミナー「森林火災と地球温暖化―燃える森から地球の未来を守れるか」
https://www.gef.or.jp/news/event/ffseminar_1/
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近年、世界各地で大規模な森林火災が多発しています。森林火災の背景には地球温暖化による乾燥・干ばつがあるといわれ、一方では森林火災により熱帯や北極圏の泥炭地が燃えることで、森林が温室効果ガスの巨大な排出源となることも懸念されています。森林火災は地球温暖化の結果であると同時に原因となり、気候変動がますます深刻化する恐れがあります。

この連続セミナーでは、インドネシアとオーストラリア、国内の研究者やNGOから、現地の森林火災の状況、原因と対策についてお話しいただき、パーム油や紙など森林コモディティの消費国である日本からできることは何か、考えていきたいと思います。

【第1回】6月3日(金)17時~19時「インドネシアの森林火災―原因と気候変動緩和策としての対策」
講師:バンバン・ヘロ・サハルジョ氏(ボゴール農業大学林学科教授)
コメント:川上豊幸氏(熱帯林行動ネットワーク(JATAN)運営委員)
<お申込み>Zoomウェビナー事前登録リンク:
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_ksjb1860QKqOTma9Xw7w9A

【第2回】6月9日(木)17時~19時「オーストラリアの気候変動による火災―森林と生物多様性への影響、原因と対策」
講師:デイビッド・リンデンマイヤー氏(オーストラリア国立大学)
コメント:アメリア・ヤング氏(ウィルダネス・ソサイエティ ナショナルキャンペーン・ディレクター)
<お申込み>Zoomウェビナー事前登録リンク:
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_GMOfTC5IRlyFy4tV2xr4fA

【第3回】6月16日(木)17時~19時「世界の森林火災と気候変動ー対策は間に合うのか?」
講師:串田圭司氏(日本大学生物資源科学部教授)
<お申込み>Zoomウェビナー事前登録リンク:
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_lUDtSa4KRaeq983KagBoMg
ご登録後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます。

【主催】一般財団法人 地球・人間環境フォーラム
【協力(予定)】プランテーション・ウォッチ(国際環境NGO FoE Japan、サラワク・キャンペーン委員会、熱帯林行動ネットワーク、メコン・ウォッチ、レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部)、ウータン・森と生活を考える会
【参加費】無料
【お問合せ】地球・人間環境フォーラム(飯沼) Mail: event@gef.or.jp TEL: 03-5825-9735

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☆プレスリリース:クリーンウッド法見直し、判断基準の明確化とDDレベルの向上
が必須
~ルーマニアから輸入される木材製品に対するDD実態アンケート調査結果を公表
https://fairwood.jp/topics/220428release/
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フェアウッド・パートナーズではルーマニア材調達に関するアンケート結果などから、商社などが行っている木材調達デューデリジェンス(DD)の実態の分析を行い、クリーンウッド法の課題を指摘するプレスリリースを公表しました。
2022年に予定されている同法の見直しにおいて、リスクという考え方を取り入れたうえで、情報へのアクセス、リスク評価、リスク緩和措置に関する詳細なDD実施方法や実施のために必要なリスク情報を示すことを、フェアウッド・パートナーズでは関係政府機関に働きかけていきます。プレスリリースとアンケート調査結果は、以下をご覧ください。
https://fairwood.jp/topics/220428release/

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☆フェアウッド・パートナーズウェブサイトをリニューアルしました!
https://fairwood.jp/
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国際環境NGO FoE Japanと地球・人間環境フォーラムが運営するフェアウッド・パートナーズのウェブサイトがリニューアルし、見やすくなりました。
ぜひ、ご覧ください。

https://fairwood.jp/
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☆動画「ホント?ウソ? バイオマスはカーボンニュートラル?」を公開!
https://www.youtube.com/watch?v=3zsA48bGmUQ
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国際環境NGO FoE Japanでは、バイオマス発電を問う動画を作成しました。
バイオマス発電は、カーボンニュートラルと言われますが、本当でしょうか?森林は、樹木、地上に落ちた枝や葉、土の中にたくさんの炭素を蓄えています。
特に、長い年月をかけて形成された天然林や、湿地や泥炭地に生えている森林は、地上部だけではなくて、地下にも大量の炭素を蓄えているのです。
伐採して森林がなくなってしまうと、蓄えられていた炭素は、やがてCO2の形で空気中に排出されます。森林が元通りになれば、伐採のあと、放出されたCO2は、森林が回復する過程で吸収され、再び固定されます。しかし、それまでの間、大気中のCO2は伐採された森林の分だけ「増えている」状態が続いているのです。

森林がもとの状態に戻るとは限りません。この場合、森林に蓄えられた炭素は、CO2として大気中に放出されたままです。こうした状況をわかりやすい6分ほどの動画にまとめました。ぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=3zsA48bGmUQ
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☆パーム油のワークショップ教材ができました!
「パーム油のはなし」2/『知る・考える・やってみる!熱帯林とわたしたち』
https://plantation-watch.org/palmtextbook/
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地球・人間環境フォーラムもメンバーであるプランテーション・ウォッチと、開発教育協会(DEAR)が共同でワークショップ教材を制作しました。
シンプルで使いやすい10の授業案(アクティビティ)と専門家による11つのコラムを収録しています。今年の新聞記事を使いながら、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と熱帯林のつながりを考える授業案も収録しています。
森林減少、生物多様性、気候変動、そして、消費に焦点を当て、「持続可能な社会」と「アクション(行動)」を学ぶことができます。知って、考えて、動き出す。世界にはパーム油以外にもたくさんの問題がありますが、私たちが動くことで状況を変えていけるはず!

概要
・編集・発行:開発教育協会、プランテーション・ウォッチ
・2020年7月、A4版48ページ
・ダウンロード資料:写真9枚(A4カラー)
・一般価格:本体¥2,000+税(図書館価格¥4,000+税)
・対象:小学校高学年以上

▼お問合せ・ご購入申込
認定NPO法人 開発教育協会(DEAR)
Tel: 03-5844-3630 Fax: 03-3818-5940
〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-41TCC2号館3階
http://www.dear.or.jp/books/book01/5190/
※本体価格のほか送料・手数料がかかります(1冊の場合税込550円~)

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フェアウッドカフェ ショッピングサイト
https://www.fairwood.jp/cafe/
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森や作り手の見える木製品がみつかるフェアウッドカフェのショッピングサイトが新しくなりました。
リニューアルに伴い、お買い物の際、カード決済、銀行振り込み、コンビニ決済がお選びいただけるようになりました。

何の木なのか、どこで育った木なのか、誰の手で生まれ変わったのか、ひとつひとつ物語や想いのつまった商品をご紹介していきます。
フェアウッドカフェは、使ってくださるあなたや、あなたの大切な人にフェアウッドな暮らしを提案します。

ぜひご利用ください。
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☆フェアウッド・パートナーズのWEBサイト
「クリーンウッド法に対応する木材DDのための実践情報」
https://www.fairwood.jp/consultation/howto_dd.html
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2017年5月20日施行された「合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律(通称「クリーンウッド法」)」に対応するのに望ましい木材DD(デューデリジェンス)を行うための実践的な情報をお届けします。

※更新情報:
国別リスク情報「3.ルーマニア」に「その2」を追加しました。

■合法性確認とデューデリジェンス
■合法性確認のための木材DDのステップ
■国別リスク情報
問合せ 「木の流れから、未来をつくる」フェアウッド・パートナーズ
Eメール:info@fairwood.jp
国際環境NGO FoE Japan(三柴、佐々木、TEL:03-6909-5983)
地球・人間環境フォーラム(坂本、飯沼、TEL:03-5825-9735)

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☆パーム油について知るためのWEBサイト紹介
『あぶない油の話』パーム油のことを知るサイト
http://plantation-watch.org/abunaiabura/

「パーム油調達ガイド」
http://palmoilguide.info
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プランテーション・ウォッチでは、パーム油の消費者向けと企業向けのウェブサイトを立ち上げています。
一般消費者向けには、『あぶない油の話』パーム油のことを知るサイトを通じて、パーム油が身の回りの多くの食品に多く含まれていること、そのパーム油の生産のためのプランテーション 開発が引き起こしている環境問題や社会問題について伝え、情報を発信しています。

パーム油を調達している企業向けには、パーム油の調達リスクに対処し、サプライチェーン管理を実践するための情報や手順をまとめた情報提供サイト「パーム油調達ガイド(http://palmoilguide.info)」があります。
是非、サイトをご覧いただき、ご活用ください。

『あぶない油の話』パーム油のことを知るサイト
http://plantation-watch.org/abunaiabura/ 
「パーム油調達ガイド」
http://palmoilguide.info

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☆森林と私たちの暮らしのつながりについて学ぶ教材
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世界の森林問題について学んでもらうための映像教材をフェアウッド・パートナーズが関わり作成しています。
社内や地域での環境・森林をテーマとした勉強会等の企画に活用ください!

■映像資料
「人と木」(無料)
http://www.gef.or.jp/activity/forest/hitotoki/
「木の来た道」(定価3,000円/図書館価格:12,000円)(税別・送付料込)
http://www.fairwood.jp/news/pr_ev/2009/pr090623_publish_woew.html
「森の慟哭」(詳細下記参照)
http://www.foejapan.org/forest/palm/dvd_01.html

■お問合せ
FoE Japan(三柴) Tel: 03-6909-5983
地球・人間環境フォーラム(坂本) Tel: 03-5825-9735
E-mail: info@fairwood.org

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さい。お待ちしております。e-mail: info@fairwood.jp

発 行 : フェアウッド・パートナーズ http://www.fairwood.jp
編 集 : 坂本 有希/三柴 淳一
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