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違法木材・違法伐採

3newsnow:イケア等大手家具ブランドは蔓延する違法伐採減少に貢献できるはず

ある環境団体の推計では、イケア製品に使われる木材の半分以上は原生林を含む東欧やロシアの森林に由来しているという。EUやロシアの森林は減少し続けているが、その背景には、法律の実施状況が十分でないことと、木材マフィアの存在がある。違法伐採を取材したテレビリポーターや環境NGOスタッフ、ジャーナリストが木材マフィアに襲われたり殺される事件が相次いでいる。ルーマニアだけでもここ数年のあいだに6人のレンジャーが殺され、違法伐採に関連する襲撃・暴行事件は650件起きている。また、FSC認証も問題をはらんでいる。
東欧では、イケアと取引のある企業が違法に製材を行っていたことが調査により明らかになったが、これらの企業はすべてFSC認証を取得していた
イケアは森林保全を目的に、ルーマニアで最大の私有地(83,000エーカー)を持っており、他のブランドより違法伐採対策を行っていると言うものの、その実態は依然として不十分である。こうした現場での問題の本当の原因は、違法伐採対策としてすべきことが行われていないことにある。
原文はこちら(英語)
https://bit.ly/3A3M8gu