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ワシントン・ポスト:ロシア材はベトナムを経由してどのように米国の制裁を回避したのか

米国のロシアへの経済制裁が敷かれるなか、ロシアのバーチ材がアジア産として米国に流入している。イギリスの非営利監視団体EIAは、ベトナムから米国に輸出されているバーチ製品のほとんどがロシア産であることを明らかにした。
ベトナムの税関のデータによると、およそ4万立方メートルのバーチ材が毎月、ロシア・中国からベトナムに輸入され、ベトナムで家具や合板に加工されている。
EIAは中国からベトナム向けバーチ単板の6割を扱う中国の5社に聞き取りを行い、これらバーチ材の9割以上がロシア産であると結論づけた。中国のある木材工場経営者はEIAに、米国の輸入業者は原木の産地を追跡していないと語っている。
米国バイデン政権は2022年4月、ロシア産バーチの関税を10%から50%に引き上げ、その結果、ロシアから米国へのバーチ材直輸入は急減した。しかしベトナムからのバーチ合板輸入は3月から4月にかけて26%増加していた。
「極東産」バーチ材は英国にも入ってきており、英国の業界団体は、バーチが生育する森林はロシア北部とユーラシア大陸に集中していることから、それらのバーチはロシア産にほぼ間違いないと述べている。ベトナムは、9月の国連総会でウクライナ侵攻に対するロシアへの非難票を棄権した35カ国のうちの1国であった。
原文はこちら(英語)
https://www.washingtonpost.com/world/2022/10/01/russia-sanctions-birch-wood-vietnam-china/