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朝日新聞デジタル:ミャンマー クーデターが壊したもの2ー弾圧の陰 脅かされる自然

ミャンマーで最も古く、最も大きい国立公園、アラウンドーカタパ国立公園にはチークの森が広がる。チークの伐採には許可が要るが、クーデター後、違法伐採の取り締まりはほとんどなくなったという。2016年のアウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟政権の誕生により、環境保護施策も進み始めた。そこによもやのクーデター。
時計の針はまた逆回転を始めた。クーデターから約3か月後、スーチー氏を支持する民主派は武装組織「国民防衛隊」を立ち上げ、賛同する市民が各地で次々と武装蜂起して国軍との武力衝突を始めた
アラウンドーカタパ国立公園のあるザガインは、武力衝突が特に激しい地域の一つだ。国際自然保護団体やNGOの多くは、スタッフを撤退させた。自然保護の取り組みに空白が生じ、各地の実態すらわからなくなった。現地の環境保全活動に詳しい英オックスフォード大客員研究員のウィンミョートゥ氏は「政治の混乱で、違法な環境資源の搾取が全土に広がっているのは間違いないだろう」と指摘する。
原文はこちら(一部有料記事)
https://www.asahi.com/articles/DA3S15775555.html